2008-01-01から1年間の記事一覧

ムハンマッド侮辱、風刺画事件のあおりか?

通年なら唸るばかりの熱風が2週間以上も続き、そしてようやく待ちに待った雨というパターンだが、今年は熱風3日、そして雨。未明に降った雨のお陰で、きょうは涼しい。助かるなぁ~ 神さま、有難うございます。 サマータイムになって、1時間ばかり早いが…

誰が大統領になるのか?

6月、酷暑の季節を迎えた。ついに40℃を超えたようで、きょうから扇風機をまわし始めた。エアコンの冷たい風は嫌いだが、天井でゆるゆる空気をかき混ぜるアナログの扇風機は好きだ。扇風機のかき回す風に夜香来などの花の香りが混ざれば夏を実感する。 3…

誠心誠意

自衛隊機の派遣要請につき、「昨日、北京の日本大使館に中国政府から要請がありました」 町村官房長官の『力を入れた』言い草をTVニュースで見ながら、実に不謹慎だが「ぶふっ」と笑ってしまった。そして、パキスタン大地震の二の舞いにならなくて良かったと…

サマータイムの開始

いよいよサマータイムの実施。ムシャラフが政権についた2001年当時、「6月からの3ヶ月間は、日照時間を有効利用するため、時計を1時間進ませる」とする、合理的な理由があったにもかかわらず、なんとなく不評判だった記憶がある… オバハン自身には早…

オサマ・ビン・ラディン K2に潜伏???

あっほらし~~~たまらん… 当地の新聞1面、一番目立つ最上段右角で(2段扱いではあるが)オサマ・ビン・ラディンの写真入り記事。ドバイ発、アラビア語のTV放送によると、逃走中のオサマ・ビン・ラディンは新たな攻撃を計画中と。 まぁ、ここまでは何時も…

天災

中国の大地震は予想していた通り、被害が拡大するばかりだ。たまたま、地震直後に中国にいる知り合いとチャットをしていた。知り合いの奥さんは成都にいて、本人は単身で上海だかにいるのだが、M7,8の地震がどれだけの規模かも想像できず、「ウチのは大丈…

タリバーンによる報復

出た~ やっぱり~ 先の14日、部族支配地域で10人以上が死亡した米軍によるとみられるミサイル攻撃の「報復だ」とする犯行声明が、タリバーンによって出された。報復しても家族を亡くした悲しみは癒えないだろうが、地域の「男」としての評価は下がらな…

大きなスイカ

商店街での買い物は嫌いだが、野外大バザールでの買い物は好きだ。商店街のように気取っていなくて、生鮮野菜が一般市価の半分以下なのも嬉しいが、庶民生活に必要なものしか売っていないのがお気に入りの理由だ。外国人相手の高級な八百屋から見れば3~4…

許せない!

昨日の報道では、アフガニスタン国境に近いパキスタンの部族地域で民家がミサイルで攻撃され(無人飛行機から発射されたミサイルで攻撃、アフガン駐留米軍機の可能性が高いと)、食事中だった武装勢力のメンバーが少なくとも10人が死亡したと。 「武装メン…

国際支援

ミャンマーのサイクロン被害といい、四川の大地震といい時間と共に被害の様相がわかり、その大きさが明るみに出てきた。どちらも自然災害で、防ぎようがなかった面が多々あるにしても、その後の救援姿勢、支援体制で被災者たちの生死状況は大きく変わる。 ミ…

連立政権 破綻

12日には「非常事態宣言で解任された前最高裁長官らが復職するとの見通」と発表していた、元首相のシャリフだが、PPPとの話し合い(ロンドンで)は破綻。 本日、夕方のニュースではPPPとの連立を解消、PML(N)から選ばれた大臣(8人だったかな?)は、明日…

彼女たちの夢

ブログやメールを読んで下さった中には、ギルギットでオバハンが素晴らしい雪山を目の前にし、誰にも邪魔をされない24時間と、薔薇の花の香りに包まれた豪勢な空間で、「優雅な貴婦人がごとき暮らし」をしていたかのように勘違いされた方もあった。 確かに…

ギルギットから帰って来ました

カラコルム・ハイウエーとは名ばかりの悪路を17時間も走り、ギルギットから帰って来ました。 しばらくパキスタン本土から離れている間に、国内はエライことになっていた。 先日はルピーの下落に歯止めがかからず、市中では一時的に外貨とルピーの交換が禁…

薔薇の花

カラコルム(ヒマラヤ)の麓で、贅沢な空間と時間を持っているのだが、さらに贅沢なことを思いついた。 この季節のギルギットはサクランボの実が熟し美味しい。薔薇の花も満開。 それも凄く良い匂いで大中小、さまざまな薔薇が次から次へと咲き誇っている。…

母子保健指導センターが本格的に稼動

ギルギットの「母子保健指導センターMCHC」について、詳しいことを書いていなかったことに気がついた。 パキスタン北方地域の概要は先般チラリと書いた。ギルギットは、その北方地域の中心にあり人口は10万人を超えている。が、町の中心部は3kmくらいのほ…

ギルギットの母子保健指導センター(MCHC)

ギルギットにある母子保健指導センターでは、女性たちの識字教室が開かれるほか、縫製教室や刺繍教室などが開かれています。(写真は、仮校舎時代のもの。) 今後は、新しく開校したセンターで、料理教室や、衛生教育も実施予定です。 カテゴリに、「ギルギ…

ネット環境

北方地域はパキスタンによって実効支配はされているが、(正式な意味での)パキスタンではないと、多くのパキスタン人たちにも思われているようだ。イスラマからかかって来る電話が、「何時、パキスタンへ帰って来るの?」と表現されること。北方地域の人た…

開通

ようやくネットに繋がるようになった。ネットに繋がったのも嬉しいが、いま自分の65年に及ぶ人生の中で、物凄い贅沢な時間を過ごしているのも嬉しい。こんな贅沢な生き方があっていいのかと思うくらいに。しかし、人生は万事塞翁が馬だし…今後はどうなるか…

ギルギット

ギルギットから帰って来た。今回は往復共にフライトが出来、片道16時間もの陸路を走らなくても良かったのでラクチンだった。 ただし18日にフライト出来、空港から母子センター建設現場へ直接行ったら… オバハンが指示していたようにはなっていなくて、そ…

聖火リレー(パキスタン)

午後からパトカーが走り廻り、なんだか騒がしいと思ったら… 欧米を初め、世界中で物議を醸している聖火リレー準備チームのエスコートなどであったらしい。 20年以上も前に中国の援助によって作られたスポーツ・コンプレックスはオバハン宅から2km足らず。…

失業者倍増

イスラマバードでは3月の半ばからの僅か2週間だけが、そもそもの季節、初夏らしい30℃を超える日が続いていた。ところが今月に入ってからはズッと天候不順で、雨模様の毎日。たまに抜けるような青空が戻り、「夏が来た!」と思っても、翌日は雨。春先に挿…

活動の季節到来

イスラマバードでは3月の半ばからは30℃を超える気温。真夏は直ぐそこまで来ていたのに、4月に入ってから10日間もの菜種梅雨。気温が一気に下がって薄ら寒い。パキスタン北方地域への道路(カラコルム・ハイウエー)だけではなく、降り続く雨でアフガン…

落ち着きを取り戻したかのように…

先月末は真夏を思わせる陽射しだったのに… 2日夕刻からは雨模様の空になり、4日からは土砂降りの氷雨が続いて片付けたストーブが欲しい。4月にしては寒く、濃い夏色に変わった樹木たちも驚いているようだ。 その4日から北方地域(ギルギット)行きのフラ…

内閣発足

本日は新政権下、ようやく各政党から選出され、指名を受けた閣僚たちの「宣誓」が終わり内閣が正式に発足。 ブット元首相の率いていたPPPからは11人が入閣。シャリフ元首相の率いるPML(N)からは8人。2人がANP、宗教連合と部族地帯から各1人の合計24人…

ギラニ首相による施政方針

昨29日土曜、ギラニ首相による施政方針が国会で述べられ、野党をも含む(歴史的な??)満場一致によって「首相支持」が表明されたという。 すでに「ムシャラフ大統領に解任された裁判官の復職など法秩序の回復。対話などを通じたテロの撲滅を『国の重要課…

首相宣誓

常日頃から、「貧しい民衆のために共に闘おう…」と呼びかけるギラニ。 「ブット元首相が目指した民主化こそが国を救う」。首相候補者に指名された時、そう抱負を語ったと報道されているギラニがきょう25日、ムシャラフ大統領に新首相就任の宣誓をした。 ム…

新首相ギラニの初仕事

ギラニは国会で3分の2以上の圧倒的多数票を獲得、新首相に選出された。 新首相に選ばれたギラニ、まずは前最高裁長官を初めとする、反大統領派の裁判官の自宅軟禁などに対して解除指示をしたと伝えられている。(しかし…良く考えてみると… 首相にはそんな…

生き延びるためには

明日、パキスタンの首相が正式に決まる。 順当な人事だと、パキスタン人の多くが認めると思う。ファヒームPPP党副総裁もギラニの首相指名には「歓迎」を表明しているという。表立っては常に反対を表明しない大人のファヒームならではのことだ。 しかし、ブッ…

首相候補者

今夜の10時には首相候補者が決まって、発表があるというので… TVの前で待機していたが… 停電のせいでTVが映らないのだとメンテナンスのスタッフが言う。ただしNHK国際放送だけは見られるから、パキスタン国営TVや民放は政府がコントロールしているのか??…

23March(国家建設を祝賀する日)

毎朝9時くらいから記念式典の練習開始。鼓笛隊の行進、リズミカルな太鼓の音がオバハンたちの外作業を捗らせる。鼓笛に合わせるかのよう、音速を超える最新式の戦闘機がギューンと空気を切り裂き大空を舞う(というか、キリモミ状態で上昇する)。小型戦闘…