許せない!

昨日の報道では、アフガニスタン国境に近いパキスタンの部族地域で民家がミサイルで攻撃され(無人飛行機から発射されたミサイルで攻撃、アフガン駐留米軍機の可能性が高いと)、食事中だった武装勢力のメンバーが少なくとも10人が死亡したと。
武装メンバー」ね…  部族地帯に住む男の人たちは、全員が武装をしていますが…と、言いたいね。全員が武装をしている上に、ほぼ全員が強い反米感情を抱いているであろうことも…。

昨日はさほど大きな取り上げられ方ではなかったが、今朝は1,2,8面などで大々的に取り上げられている。事実関係の伝波と共に現地では「報復」も辞さない。報復すべし。報復の方法は?と、大きな問題に発展して行くのだろうな。家族を殺された者が個人的に報復に走る構図が目に見えるようだ…

新政府の努力によって、せっかくタリバーンなどとの話し合いが上手く行きつつあり、テロなどの攻撃が激減している矢先に、アメリカは話し合いの阻止だけではなく、国際法の違反を意に介すことなく、無人機からのミサイル攻撃をし、問題発展を願い、駐留理由を作ってアフガンに居座りたいだけだ。
戦争をすることでした儲けられないとは、なんたる罪深い国(指導者)か…

政府の努力により、ようやく「停戦協定」にまで持ち込まれたスワットなどでも道路が封鎖され、再び不穏な状況になった。
政府は国内の武装勢力と確実に話し合いを進め、武装勢力が拘束していた政府関係者2人(この中に2ヶ月前に誘拐されたアフガン大使は入っているのか?)と武装勢力メンバー30人との交換などを初めて行った日に、このミサイル攻撃。過激派でなくとも、絶対に許せない行動だ!