6月、酷暑の季節を迎えた。ついに40℃を超えたようで、きょうから扇風機をまわし始めた。エアコンの冷たい風は嫌いだが、天井でゆるゆる空気をかき混ぜるアナログの扇風機は好きだ。扇風機のかき回す風に夜香来などの花の香りが混ざれば夏を実感する。
3日ほど前の新聞では、ムシャラフ大統領とキヤニ参謀長との会談が詳細に伝えられ、大統領の辞任観測が急に広がり、カラチの株式市場では急落したと伝えられていた。 翌日、ムシャラフ大統領のスポークスマンは「大統領は辞任しない」と、巷の噂を強く否定していたが… やっぱり、近いらしい。
昨日の新聞一面トップでは、「ムシャラフの後ろにはブッシュがいる」とする記事。また先日の会談翌日の記事でも、ムシャラフの後任である参謀総長キアニは、ムシャラフを強く支えているな」どとされていたが… 10日くらい前のデモ、それも陸軍退役将軍たちによるデモは、「ムシャラフ大統領は陸軍参謀総長宿舎から出て行け~!」とするもので、宿舎の前で上げた気炎は結構、巷の話題になっていた。
ムシャラフが未だに陸軍参謀総長宿舎に居座っていたというのも驚きだが、退役将軍たちのデモを想うと、ムシャラフの後ろにキヤニがいるとも思えない。 新聞などがムシャラフの後ろにはブッシュがいる。あるいはキヤニがいるなどとワザワザ書くようでは… ムシャラフのトルコへの亡命は近いのかもしれない。航空関係者によれば… 某航空会社の飛行機が常に待機しているとか…。
で、問題は誰が大統領になるかだ…。