2007-01-01から1年間の記事一覧

イランで日本人が誘拐された・・・

断食明けを目の前に、アフガンでは7月半ばに拉致されたドイツ人と、アフガン人スタッフが4人が2カ月半ぶりに解放されたと。 やっぱりイスラーム教徒にとっては、断食明けは特別だなぁ~~ ドイツ人たちとの交換で、タリバーンも6人が釈放されたというか…

パキスタン大地震から、丸2年

パキスタン大地震から丸2年、早いものだと思う… 2年前のあの時間も、こうしてPCに向かっていた。そして後20分足らずで、その時間になる。 地震の瞬間は椅子の肘掛に必死で掴まって強張ったままだった、レンガ造りの脆さを知っているだけに恐怖は増幅さ…

異常気象

昼間は33℃もあるけれど、朝晩は14℃と爽やか… 空気は乾き雨も2週間ばかりない。 そんな乾いた中でも(水もやらないのに)、不思議なことに今年はまだ竹の子がアタマを出して来る。お陰で未だに新鮮な竹の子が頂ける幸せ。 八升豆の花も、今ごろになって…

衣の下に鎧、小沢一郎の論理

テロ対策特別措置法に基づき、海自がインド洋(アラビア海)上で給油した燃料が、イラク作戦への「転用」になっているとの問題で、アメリカは公式に「転用」を否定する回答を出したと。 「イラクには使っていない」とする回答をアメリカから得た日本政府は、…

大統領選挙結果

大統領選挙の本日、首都内は外出禁止にはなっていない… しかし、隣町(ラワルピンディ)から首都への道は封鎖になっている模様で、ラワルピンディから通って来る従業員たちは事務所へたどり着けないようだ。7月からこちら、首都への道は何度閉鎖になったこ…

ブット元首相の粘り腰

当地、今朝の新聞ではブット元首相とムシャラフ大統領が、「和解協定??」の最終合意に達したと、一面トップで報じ、きょう中にも調印するだろうと伝えている。 また、ブットの率いるPPP(パキスタン人民党)の議員は、辞職することなくムシャラフ政権を…

ブット元首相の返り咲き

一昨日からサーバーが変わった、途端に不思議な??現象が。 事務所はLANで繋がっているのだが、あるもののPCは送信できず。ある者は受信出来ず。ある者はネットに繋がらないという不便な状況がきょうも続いて、おまけにブチブチ5分毎に切断なるし、不…

ムシャラフの後継者が決まった

何時も横目でしか見ないTVのニュースを、久々に長々と見てしまった。 日本からの登山・トレッキング客がほぼおさまり、治安関係のニュースに神経を尖らせることはなくなったが、今度は政局絡みの治安悪化に神経を使いそうだ。 誰であってもパキスタンで事…

首都警察の最高責任者を更迭

断食月ラマダーンも半分が過ぎ、満月から徐々に痩せ始めた。 日中は33℃もあるが明け方は15℃、例年よりも秋の深まりが早くプラタナスの葉先が色変わりしている。従業員たちも風邪をひくものが多く、毛布が欲しいと騒ぎ出している。断食明けまで10日余、…

やっぱり嵐になりそうな大統領選挙

27日は、大統領選挙に20人ばかりが立候補の届出を完了。 昨28日は最高裁によってムシャラフの立候補が「認められ」、きょうは選挙管理委員会によって候補者の審査が終了。ムシャラフの立候補も正式に受け付けられた…… 最高裁判決は「兼務を禁じる憲法…

ムシャラフ大統領の再選は決まったも同然

パキスタンの憲法では、公職兼任者(陸軍参謀長)の大統領選への立候補を禁じているにもかかわらず、午後2時43分、最高裁判所はムシャラフの立候補を許可。 制服を着たまま選挙に立つのは「合憲」ではない。しかし、最高裁は立候補を「認める」というあや…

パキスタン大統領選挙受付、20人が立候補

パキスタン大統領選挙の立候補者受け付けが、きょう締め切られ、ムシャラフ他、20人もの人が立候補したと。海外に亡命中のブット元首相のパキスタン人民党(PPP)からはファヒム副総裁が立候補。反ムシャラフ派の弁護士団体もアフマド元最高裁判事を立…

ムシャラフの大統領立候補は受けつけられるか?

先週ムシャラフは、大統領に再選されたなら陸軍参謀長の制服を脱ぐと表明。選管が立候補を受けず、大統領になれないのなら制服を脱がない…なんて、まるで駄々っ子じゃんか… パキスタンの憲法では、公職兼任者(陸軍参謀長)の大統領選への立候補を禁じている…

シルクロード要衝の地 ギルギット

ただいまぁ~~~ 思ったより早くギルギットから帰って来られました! 少し前まではギルギットまで有視界飛行、ナンガパルバット(標高8126m)横に雲が出ればフライトは不可。 今回はC-130(軍用機)でギルギット行きか? 何で飛ぶのか??と考えていたが、今…

オサマ・ビン・ラディンの声明

さて、オサマ・ビン・ラディンがパキスタンのイスラム教徒に向け、ムシャラフ大統領に対する反乱を呼び掛けているとされるビデオ声明が昨夜20日、イスラム系ウェブサイト上に掲載されたと。 声明を入手したSITEのウェブサイトによれば、オサマ・ビン・ラデ…

出た! 出た!国連決議!!

出て来た、出て来た!! 9月6日のオバハン便りで書いたように、「高村防衛大臣がテロ対策特別措置法の延長問題について『続けられるなら、どんなことでもやる覚悟だ』と述べているのを読みながら、今からでもアメリカの尻押をして「国連決議の要請もしかね…

単なる「間違い」じゃん…

秋田県では、人事課班長の男性職員を「天皇・皇后両陛下訪問の案内状を誤った表記のまま出した」として、訓告処分にした。上司による単なる「注意」でなく訓戒処分というところが問題か… 「悪天候などの理由により」と表記すべき個所が誤って、「悪天皇…」と…

バザールで主食の売り惜しみ

当地の新聞によると、ラマダーンに入って食料品の何もかもが大幅に値上がり、主食の小麦粉(アタ)などは、かってないほどの欠乏状態と一面トップで報じている。 また、普段の月より良く食べるラマダーンで庶民が困らないように、公定価格で小麦粉や砂糖など…

負けたアメリカ

ブッシュが任期切れを前に、イラクからの撤兵を言い出した。 イラクでは昨日シーア派の強硬グループ、サドル師派がシーア派最大会派から脱退。すでに多くの閣僚も辞任していることなど、イラクもアフガン同様に混迷の度合いを深めている。 先日の新聞では、…

ラマダーン(断食月)3日目

ラマダーン(断食月)に入って3日目、夜明け前の食事にざわつく従業員たちにつられ、オバハンもついつい未明に起き出し、ネットの記事や本に向かう時間が増えている。日中の暑さもほど良くおさまり、朝晩が気持ち良くなったこの時期のラマダーンは有難い。…

ブット元首相の帰国は断食明け

ドカァ~ン、ダダァ~ン、パカパカ、ドド~ン。銃撃音の合間にカラスがカァカァ~。 なんだか… 先般のラール・マスジッド事件と、同じような状況ではないの?? 金曜日で、ラマダーン(断食月)初日。何もない静かで清々しいラマダーンの1ヶ月間を祈ってい…

100$パソコン(新品)

8月末発売の週刊誌に、アフリカの露天で使える「100$パソコン」という記事を見かけた。 オバハンたちNWA(日パ・ウエルフェアー・アソシエーション)http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/pakistan.htmで学ぶ女性や子どもたちに、100$でパソコンが買…

タリバーンに交渉申し入れ

アフガニスタンのカルザイ大統領は、タリバーンによるテロ攻撃などを終わらせるために、タリバーンと交渉する用意があると表明。 カルザイは、「和平は交渉抜きでは達成できない」と述べ、タリバーンと交渉するための連絡先などが分かれば接触を試みる意向を…

真空爆弾

ロシアが通常兵器では世界最大の破壊力をもつ「真空爆弾」の投下実験に成功したと。 米軍がタリバーン掃討作戦などで使用した「燃料気化爆弾」と同じような兵器と言うから、一瞬で高温酸欠即死に至るのであろうか… 米軍の同型兵器に比べて爆薬は少量で、破壊…

オサマ・ビン・ラディン 激辛ソース

911同時多発テロから6年。 アルカイダの指導者オサマ・ビン・ラディンの映像が流れたり、オーストラリアでオサマ・ビン・ラディンのそっくりさんがつかまったり、なかなか賑やかだ。 しかし、それにしても…このオサマ・ビン・ラディンは実にアメリカに忠…

911同時多発テロから6年

2001年9月11日の911同時多発テロ事件から早や6年だ… アメリカは自国がテロを受けたという衝撃のドサクサにまぎれ、「アメリカを支持しない国は、テロ国家とみなす」という論法を振りかざすようになったのは、この911が契機となっている。 確か…

厳戒態勢

7年前に国外追放されたシャリフ元首相がきょう帰って来る。 昨日から首都周辺の警戒は厳しく、隣町のラワルピンディは町全体がシャッターを下ろし、本日は休業とするらしい。空港から5kmへの立ち入りは車輌、人ともに禁止。警察官が2万人も動員されている…

韓国キリスト教界が無理な布教方法を反省、謝罪

昨朝は「アフガンで拉致事件のきっかけをつくった」セムムル協会だったかの宣教姿勢を、自分の理解の範疇では解らず、批判したのだった。 が、昨夜遅くの韓国紙では、韓国キリスト教総連合会等など幾つもの教会(団体)の指導者13人が、「韓国教会は今回の…

キィチュリー パクナー(お粥ができる)

ムシャラフ大統領は1ヶ月ばかり前にも、政敵の元首相ブット女史と会談した折に「軍服を脱ぐ」と言った。 そして、脱ぐ、脱がない、脱ぐ、脱がないと、この1ヶ月で何回、状況が変わったことか… 「脱ぐならサッサと脱げや~~ チラチラ見せて、もったいぶっ…

キリスト教 宣教

人は、それぞれ、おのれの信じるところによって行動するのだけれど… 信心が、いまいち足らんオバハンには、よう解らん…。 アフガニスタンで拉致された、韓国人宣教奉仕団を派遣した主管教会の牧師談。 「今回の拉致事件で、宣教活動に支障がないことを願う」…