首都警察の最高責任者を更迭

断食月ラマダーンも半分が過ぎ、満月から徐々に痩せ始めた。
日中は33℃もあるが明け方は15℃、例年よりも秋の深まりが早くプラタナスの葉先が色変わりしている。従業員たちも風邪をひくものが多く、毛布が欲しいと騒ぎ出している。断食明けまで10日余、静かな断食明けが望めるのだろうか? 


選管によって候補者の審査が終了しムシャラフの立候補も正式に受け付けられ、ムシャラフに反対する野党側と警察官がもみ合った29日。
カメラを持った報道関係者が警官の持つ長い棒で殴られたり、TVの生中継には報道規制がかかり、5時間ばかりも報道がストップ。
政府にとっての不都合な生中継報道の停止などは珍しいことでもないが、警官がカメラマンなどに暴力を振るっている映像が全国に流された反応は小さくなかったようだ。

昨30日は大統領官邸前に座り込み抗議するジャーナリストたち、全国各地でも座り込みや、丸く輪を描いて寝そべるジャーナリストたちの姿が報道されている。
報道関係者を敵に廻すことになった政府、たちまち最高裁で「首都警察の最高責任者を更迭する」との判決を下した。
首都警察署の最高責任者に、すべてをおっ被せてコトを済ませようという、姑息な考えらしい… 
日本の裁判システムとは大いに異なって、昨日のきょうで判決が出るあたり凄い! 拙速になるのか?どうか?