出た! 出た!国連決議!!

出て来た、出て来た!!
9月6日のオバハン便りで書いたように、「高村防衛大臣がテロ対策特別措置法の延長問題について『続けられるなら、どんなことでもやる覚悟だ』と述べているのを読みながら、今からでもアメリカの尻押をして「国連決議の要請もしかねないな…と、危惧してしまった」が、当たりそうだ。いや、当たったのかな?http://blogs.yahoo.co.jp/kimagure_obahan/19971628.html

昨日の国連安全保障理事会では、来月半ばに期限切れを迎えるアフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)の任務を延長する決議を賛成14、棄権1で採択したと。
決議には、日本が海上阻止行動で参加する米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)への「謝意」が初めて盛り込まれた。もっとも、ロシアは「海上阻止行動についてこれまでになかった新たな文言が盛り込まれている。全会一致にはもっと時間が必要だ」として棄権している。

いつもながら、アメリカという国は、実に2枚3枚4枚舌と自由自在に使い、ついでに「感謝」という飴玉も舐らせ、日本を丸め込もうというものだ。
先般は、自ら米海軍のホームページに、自衛艦イラク作戦に参加している米軍艦船に給油していることにも感謝していると書いて後日民主党に指摘され、米国防省は、その記述を慌てて削除、釈明、否定していると。
「テロ特措法」では、アフガニスタンの対テロ活動に従事する艦船にしか給油できないことになっているのを、アメリカは知らなかったらしいとも、書かれていた。

朝日新聞によると、問題のホームページは米第5艦隊のもので、イラク戦争の作戦名である「OIF(イラク自由作戦)」の表題のもとに、「日本政府は8662万9675ガロン以上、7600万ドル相当以上の燃料の貢献をしてきた」などと書かれていた。末尾にアフガニスタン戦争を意味する「不朽の自由作戦(OEF)」の開始以来とただし書きはあるものの、全体としてはイラク戦争に参加する艦船に給油したとも読める書き方だった」と、ある。
また、米国防総省は、朝日新聞の問い合わせに対し「問題のページは誤解を避けるため修正された」「日本の給油活動はOEFを支援する艦船に対してのみ行われている」と回答したらしい。



以上、中途半端な書きかけのまま、時間切れで今から北方地域へ出かけます… 飛行機が飛べば、2泊3日か?
ギルギットでは、もう何年か越しで初等母子保健の指導や、栄養指導・調理、識字・縫製などなどを教えるためのセンターを建設中。宗派抗争による治安の悪化や断食、数々の理由で遅れに遅れているセンターだが、ようやく立ち上がりそう。
オバハンの受け持ちは初等母子保健の指導と、合理的な(燃料・材料・時間の無駄なく)パキスタン料理を教えること、北方地域では初めてお目見えする料理教室の担当。料理教室などは大都会でもなかなか見かけない当地、料理は母親から見よう見まねで習うのが常だが、そこには栄養バランスという発想はない。
健康に暮らすためのノウハウを、この栄養指導教室から1人でも多くの女性が得て欲しいと願っている。 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/pakistan.htm

など等を書きながら、早朝、空港へ行ったが悪天候でフライトはキャンセル…
モンスーンは明けた筈なのに、この9月半ばに雷を伴う土砂降り。それも冷たく感じる雨で驚いている。本来ならばセカンド・サマーで「暑い」筈が、冷たく感じる雨だもの… オバハン在パ33年で9月の雨が初めてなら、冷たい雨も初めて。