パキスタン大地震から、丸2年

パキスタン地震から丸2年、早いものだと思う…
2年前のあの時間も、こうしてPCに向かっていた。そして後20分足らずで、その時間になる。
地震の瞬間は椅子の肘掛に必死で掴まって強張ったままだった、レンガ造りの脆さを知っているだけに恐怖は増幅されたと言える。

地球は生きている、動いている… そして被災者たちも過酷な現状を跳ね飛ばすべく、生きている。
皆さまからのご支援金で建てているコミュニティー・センターは、学校としてだけではなく村人の結婚式などにも使われ出している。村人たちが有効に活用してくれるよう、オバハンたちもボチボチとサポートを続けるつもり。

それにしても、2004年末のインドネシア沖の地震津波を初めとし、今世紀に入ってどれだけの大地震があったか… 先のスマトラ島地震では行政が主導して日常的に避難訓練が繰り返えされており、被害を最小に食い止めたと。マグニチュード8,2などという大地震にしては、死傷者が少なく、不幸中の幸い??だったというから、パキスタン地震で被災した人々にも日常的な心構えや訓練は必要だと思うが、今のパキスタン政府はそれどころではないしな……

未だに被災地の崩壊した建物の下になり、亡くなっていた犠牲者たちの足裏が目に浮かぶ…
地震で亡くなった多くの人々の冥福を祈ります。