サッカーボール、パキスタンからの思いが被災地へ届きますように!

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22日、5500個のサッカーボールを積んだコンテナが東京港へ到着したと。 
パキスタンから東北の被災地に、「1日も早い復興を願って」の思いが届きますように。 
通関その他もろもろで今週いっぱいは手続きにかかるかと思うが、「コンテナ入港」との知らせにはワクワクするものがある。物見高いオバハンは港での積み下ろしが見られなくて残念でならない。

オバハンたちの団体NWAパキスタンでは、山村の貧しい母子のための支援を日本の多くの方々から受けている。またパキスタン地震パキスタン大洪水でも、日本の皆さまからのご支援をパキスタンはたくさん受けた。中には石巻津波に遭われたにもかかわらず、毎月のように今もキチンとNWAへご寄付を続けて下さっている方もある。そういう方々からの思いを受け止めた上、パキスタンからはサッカーボールに思いを託した。

ボールの配布は主な被災3県の体育連盟などを通して約300校に送られる他、被災地域のスポーツ少年団にも来月初旬にはお届け出来る。主な(大口)配布先へは直接お届けし、贈呈式をするそうだが、配布の手間暇、総経費を考えたら港から地方の配布先までは宅急便にする方が安いとかのアドヴァイスを受けた。世の中は便利になったものだ…

パキスタン(シアルコット市)の革製品と金属製品はムガール帝国時代に遡り、ヒンズー教徒が触れない牛の皮革を扱うイスラーム教徒によって防具や剣などを生産。今もなお革製品と医療用品(メスを初めとする医療機器)食器(ナイフやフォーク)を造る伝統的な町として栄えている。パキスタン(シアルコット市)のサッカーボールは世界シェアの70%を占め、アディダスモルトン、ミカサ等々、世界の一流メーカーは総てシアルコットに工場を構えている。