ムシャラフ大統領の再選は決まったも同然

パキスタン憲法では、公職兼任者(陸軍参謀長)の大統領選への立候補を禁じているにもかかわらず、午後2時43分、最高裁判所ムシャラフの立候補を許可。
制服を着たまま選挙に立つのは「合憲」ではない。しかし、最高裁は立候補を「認める」というあやふやな決定をした……

もう、きょうは最高裁の決定は出ないのではないか?と、多くの人々がヤキモキする中で、金曜礼拝が終わって、人々が三々五々マスジッドから帰宅した時間帯を狙った最高裁の作戦とでも、言えばいいのかな…  実に苦肉の策というところ。
ピカピカ青空の下、最高裁前に集まった人々の反応は、怒号もなく思ったより静かだったな。

これでムシャラフの大統領再選は決まったも同然。
どうぞ静かな大統領選挙になりますように…