パキスタン大統領選挙受付、20人が立候補

パキスタン大統領選挙の立候補者受け付けが、きょう締め切られ、ムシャラフ他、20人もの人が立候補したと。海外に亡命中のブット元首相のパキスタン人民党(PPP)からはファヒム副総裁が立候補。反ムシャラフ派の弁護士団体もアフマド元最高裁判事を立てたというが、一部には「これは出来レースで、あたかも公平に見せるために仕組まれているだけだ」という冷めた見方もあるようだ。

今月10日、入国を拒否されたシャリフ元首相の政党は、独自候補を出さなかった。一度、「キャイン~」と鳴いたら、やっぱりお終いだな。あのまま収監されてもいいからと根性を入れ、パキスタンへ残っていたなら支持者も燃えただろうに…

結局、本日は最高裁の決定は出ず、またまた明日に持ち越された。
最高裁も気軽に決定が出せないと、苦慮しているようだ… 最高裁が「合憲」と判断すれば国内はミヤンマー並みに荒れる可能性もある。というのも、この数年で生活格差は広がり汚職は増え、親米路線を取る現政権にイスラーム政党などが大反発するのは必須だから…

きょうも地方からの抗議者が首都に入れないようにと、幹線道路や首都内の主な道路は朝から午後2時頃まで全面的に封鎖。
事務所のスタッフたちの半分は首都に入れず欠勤。明日の金曜日はどうなることか…
こんな(道路封鎖が)大統領選挙の10月6日頃まで、さらにはその後々まで続くのなら、経済活動にも大きな影響が出る…