お見舞いメール、ありがとう!

2007年07月08日の便りより
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7月3日から続いている銃撃戦は6日目に入った…。
持って生まれた物見高い性格ゆえに、攻撃音が変わるたびに新たな展開か?とソワソワ落ち着かない。ついでにガードマンたちが寝ていないか?など、チェックのために夜中も3回は起きるために疲れが溜まって来た…。せめて昼寝でもすればいいのだが、従業員も足りずにいるので、昼寝もままならない…。

昨夜は、マスジッドの立て篭もり側から撃ち返す銃弾が減った。
立て篭もり人数は100人もいないかもしれない…。対して政府は軍を7,000人も導入、昨夜は神学校の建物の半分を破壊したという。人的被害を抑えるためにか、軍は執拗に攻撃をしているものの決着がつかない。その決着がつかない中で最前線で指揮を取っていたのであろう、司令官にも犠牲者が出ている。軍人たちも40℃もある蒸し暑い中で重装備、本当に大変だと同情する。

ここのところ毎日、午後の2時間だけが戒厳令解除。
しかし、それは政府側の配慮なだけで、マスジッド側はかまわずに撃っている…。その銃弾の下を縫って「砂糖がなくなった!」「ミルクがなくなった!」「無事にいるから」と、公衆電話に走り回るマスジッド周辺の住民たち…。昨日は外出許可時間のうちにと、退避する人も増えた。

オバハン最大の懸念は、マスジッド立て篭もり側の「いたちの最後っ屁」自爆。自爆がを決行された時の爆風で万が一、ガラスが飛び散っって、従業員たちが怪我をしないようにと、窓ガラスに(とりあえず)テープを貼りめぐらせた。責任上、自分が家から退避することは出来ない…と、思っている。

我が家からラール・マスジッドまでは300mと近く、日本からたくさんのメールお見舞いをいただいている。オバハンは、まだ無事で居ます!昨年末よりインターネットのサーバーがセキュリティを強化しているので、たくさんのメールが受け取れていないようで、皆さまにご心配をいただいているようですが、受け取っていないメールには返事も書けません。お見舞いを下さった方々、厚く御礼を申し上げます。