お見舞い、感謝です。

ラホールで70人余りが死亡、300人からが負傷した大きな自爆テロ。  首都大統領官邸前で数日続いた反政府デモで焼き討ちに遭ったコンテナや、牽引のトラック。  完成してまだ半年もたたないメトロバスへの焼き討ち。
3月下旬から続く相も変わらずの治安の悪さに加えて、ギルギットやカシミールは荒天続き。カラコルム・ハイウエーは土砂崩れで2日朝から通行が停まったままだという。桃源郷フンザへの観光客が数十人、足止めを喰らっているというので、オバハンにも問い合わせがあった。
北方地域へはカラコルム・ハイウエーだけの一本道、雨が降れば通行止めになるのは必須。 某日本のTV局は大騒ぎをしていたが、当地に暮らす者には「よくあること、ふつ~~の状態」にしか過ぎない。

実は、10か月ぶりに体調が良くなったので急遽ギルギットヘ行こうと、3日早朝のフライトを予約していた。空港職員に北方地域の空模様を確認すると、「現在は曇天。一応、飛ぶ予定」と。 もともと北方へのPIAフライトは、巷で「パハップス・インシャラー・エアライン」と言われるくらい天候次第の不安定路線だ。ギルギットヘフライトは、常に一発では飛ないと自分に言い聞かせて空港へ行くのだが、最近は神の恩寵で一発・往復出来ていたので強気のオバハンだった。 
だが、2日ギルギットヘ出迎え依頼の電話をしたら、「豪雨でこの数日は電気もなく、当然、携帯電話への充電も出来ない。ネットも完全にデッドロックと。おまけに4月になったとは思えないくらいの寒さだ」と言われ、防寒着と寝袋まで追加する始末だ。
家の中で寝るにも寝袋があった方が良い気温と。冬、首都には降雪があり、この10数年、年々夏が短い。温暖化とは決して思えないのだがね。


「通行止めで引っかかっていません」  ついで「ブログを見たから眩暈は?」とのお見舞いを頂き、深謝です。