芥川賞

お笑い芸人の又吉さんとか言う人が芥川賞作家となった。
それについて「報道ステーション」のキャスターが、「時代が違うっていえばそれまでなんですけれども、僕なんかの年代は……」など、「意味深」な発言をして物議を醸しているとかで、一部の世の中では賛否両論に分かれて賑やからしい。

オバハンも古い人間なので、「芥川賞は純文学の新人に与えられる賞」だと思っていた。
選考委員は、「純粋に小説として評価した」と言っているらしいが、又吉さんの執筆には編集者が伴走し、本の完成までにあれこれアドバイス、何度もの書き直し、手直しの末に本が完成したと、編集者が受賞の喜びを語っていたのには、違和感大なるものがあった。
又吉さんに書く能力」があったからこそ、編集者も力を入れたに違いないとは思うが、古い人間であるオバハンには納得がいかない。

今回の芥川賞、人はそれぞれであるから、とやかく言わないことにしよう…… 
だが『安保』が衆院を通過したのにはネチネチとやかく言いたい。日本に関してとやかく言う分には危険もあるまい。