すべての体罰が悪いわけではないと個人的には思っている

昨日今日とけっこうな雨が降り続き、昼過ぎからはゴロゴロ春雷、一部では雹まで降った。厚い雲の様子を見れば、この分では明日も雨になりそうな予感だ。この雨は偏西風に乗って行き、日本に雪をもたらすことだろう。暦の上では立春を迎えたイスラマバード、この雨がやんだら一気に暑くなりそう。

大阪の高校でバスケット部のキャプテンが体罰は辛いと自殺してから、このところ日本全体で「体罰」に関するニュースが一気に吹き上がって、我も我も「体罰を受けた」「やれ訴訟だ」なんだのと、なかなか姦しい。
嫌やなぁ~こういう風潮は… どこかで犠牲者が出たり、誰かが言い出すまでは表面に出なくて…。 
この体罰も、単に指導者側が個人感情に駆られて…というのでは問題がある。しかし中には心底、「頑張ってほしい」「向上してほしい」と願って、周囲への影響をも考えた上でのパフォーマンスとして行う、賢い指導者がいるのをオバハンは知っている。 そして体罰をどう受け止めるかという、指導される側の成長の度合いもある。

体罰を全面的に悪いとは、実は大昔の人間であるオバハンは思っていない。 そもそも近頃の親はわが子をシッカリ怒れない、指導ができない。我が子とさえもまともに向き合えない人間が多い。親が上手な「体罰」指導をしていないのも問題だと思う。 昔の話を持ち出して大変申し訳ないが、昔は悪いことをすれば怒られて当然だった。怒られた上に、時には体罰もあったが、悪いことをした方は、それを当然として受け止めることが出来た。何が何でも体罰は悪いとする現代の教育にも問題があろうというものだ。
人によっては褒められて伸びるし、叩かれ怒られて『なにくそ!』と一気に伸びる人もいる。

自殺した生徒には生徒なりの思いがあったにちがいない。
高校でのアンケートでは、体罰に関する意見を自由記述で尋ねたら「叩かれたことはあるが、自分たちを成長させるためだと思っている」「先生は悪くない」など顧問らを擁護する声が大半を占めたというので、いささか安堵の思いもある…
顧問を擁護する声が大半を占めなくとも、たった一人の擁護でも顧問は救われたろう。これ以上の顧問バッシングは、顧問を追い込むかもしれない。
自殺した生徒の親にしてみれば、死んでお詫びしろと言うかもしれないが…