治安は不安定

街路では黄色いレンギョウの花が10日も前から花開き始め、庭でもアーモンドの花を見つけた。スイトピーの茎が1m余にも伸びている…など毎日、春を見つけては喜んでいる。でも八百屋に並ぶ大根や蕪にも花が着き始めたので、美味しい冬野菜の季節も僅かだ。

イランやアフガン国境に近いクエッタ市で起きたシーア派住民のハザラ人を狙った爆弾テロでは、給水タンクに隠されていた1000㎏もの爆弾で、84人からの死者と200人以上の負傷者を出した。治安の維持が出来ない政府に対してシーア派住民たちが大抗議。昨夕からイスラマバードとラワルピンディ間の道路は完全に封鎖。パキスタンの学校もきょうは半日。明日はどうなるのか?

1ヶ月前にもクエッタでは同様の爆弾テロで80人だったか、90人だったかが殺された。あの時は遺体を3日間だか4日間も埋葬せず(イスラーム教徒は24時間で遺体の埋葬をする)シーア派住民たちは抗議をした。
この続くシーア派狙いのオペレーションは… 怪しいな。また何処かの国が何かをしたがっている前哨戦のような…

さきほどクエッタの治安維持のために軍隊が入ると決まり、イスラマバードとラワルピンディ間の道路封鎖が終わったが、完全に混雑が解消されるのには、まだもう少し時間がかかりそうだ。