カラコルムハイウエー、一部で封鎖

ただいま日本にいるのだが…慣れない生活は疲れる~~。 先般から家人がおらず自分で風呂の用意をしたり、急激に冷え込んだのでストーブを引っ張り出して給油をしたり等、細々としたことをしているが…まず、風呂。家人に何も聞いていなかったから沸かし方がわからない。風呂場と台所に設置されたパネルを見て次々に触り、頭を捻った後に、最近の風呂は沸かすというよりも単に給湯だけなのを知った。 日本での生活は道具に頼ることが多くて便利なのか不便なのか、まったく分からん。あぁ~やっぱりオバハンにはパキスタンが一番良いわ~~

在パ日本大使館からの連絡によれば、イスラマバードから北2時間ばかりのアボダバード(北西辺境州)にて、州名変更に抗議する集会などで暴動。13日までに16人が死亡、300人以上が負傷と。
「北西辺境州」なる名称では、どんな辺境の地域かと世界に誤解を招くとか、「辺境」という表現には蔑視的な意味合いを感じるとか…など等で、パクトゥンクワ(パシュトーンの星だったかな?)なる州名に変更すると、数年前に州議会で決まったものの何だかスンナリとは行かず、今回は憲法改正案によって可決され、実現するらしい。
しかしながら… 現北西辺境州に暮らすのはパシュトーン人のみではない。だから変更には納得できないと熱く騒いでいる人たちもいて、先月末からカラコルムハイウエーは一部閉鎖、不穏。 オバハンたちもギルギット母子センター(修了式)に行けなかった。最近では観光客が減ったとは言え、「自己責任によって参加する」とした団体旅行もあるようで、GWの観光シーズンをひかえてカラコルムハイウエーが閉鎖では影響が出るのは必須。
在パ日本大使館は、「北方地域へ行くのなら空路を利用せよ」と簡単に言ってくれるが、なかなか飛ばない航路なのを知って言っているのかなぁ???