ムンバイ型テロ

帰パ以来4日間も雨が酷く、一昨日などは4月というのに子ども部屋ではストーブを焚いていた。本格的な夏を迎える前の「菜種梅雨」が例年ならば3月半ばなのに今年は遅れている。ここ3年ばかりは2月に長雨だったのに…今年は4月かい!  ようやく今朝は快晴、北方地域行きの小型飛行機のプロペラ音が頭上で聞こえている。ネットの回線もマシになった。しかし、この分では夏の天候が思いやられるワ。

昨日は日本大使館よりテロについての情報あり。毎々出る一般的な注意情報かと読み流していたら… 
な、なんと!アメリカ大使館からはより具体的で、信頼できる筋からの情報として「ムンバイ型のテロが今週末にあり」と、出歩いてはいけない場所が書き連ねてある。しかし、アメリカは何で「ムンバイ型のテロ」と言い切れるのか、そしてどんな型をムンバイ型と言うのか? 想像をするならば単純な自爆テロではなく、複数の訓練されたテロリストによる積極的な攻撃と、複数箇所のテロということになるのかな?
すでにテロリストは10人以上がイスラマバードに入っている由。 知り合いの不動産屋は「空き家」の看板を外せ!と、情報機関からお達しがあり、とりあえずその場では看板を外して夕方、再度看板を上げたら、翌朝、呼び出されて厳重注意があって汗を搾られたと。テロリストたちの隠れ場にならないようにと、空き家のチェックは厳重を極めているというから、こりゃぁ~緊張の度合いが違う、本格的だな。
ちょいと街へ出て来た息子が、「きょうは英米系の事務所も全部、閉まっている」というので、この週末は久々に緊張だ。

アメリカがアフガン国境沿い、クエッタをも含めた地域で戦闘を拡大するというから、反米感情に激しさが増すことは間違いがなく、今までよりさらに治安の悪化が進むのだろう。
神経は緊張でツンツンに尖っているが、大型の発電機が廻っている停電の間は外界の音が聞き辛い。