911同時多発テロから10年

夜明けが日に日に遅くなって来た。オバハンが1日で一番好きな時間帯は、闇から光へと移行する夜明け前の「暁」と称する時間帯かな。近くのモスクから流れ出るアザーン(礼拝への呼びかけ声)に起こされ、それをベッドの中で聞きながら、空が少しずつ明るくなって行く時間を静かに過ごすのが一番好きだわ。薄暮の中に庭木が揺れているさまが徐々に見えて行くのは実に好ましく、明るくなるにつれ小鳥たちがかしましくさえずるのには閉口する。そして何でもがハッキリ見えてしまう6時前ともなると、仕事開始で味気ない。

911同時多発テロから10年を迎えるというので、ややもすると緊張しているパキスタンで… 2つものテロ予告。それもパキスタン航空機に爆弾をしかけたとあっては当局が慌てふためくわなぁ~。7日、空港への道だけではなくアチコチの混み合っていたこと! 所要があってラワルピンディへ行ったが、高架からチラリと眺めた空港への道は、厳重な検問でもしているのか今までにない混みようだった。
アメリカはパキスタンに潜伏するアルカイダが11日に、ワシントンやニューヨークで自動車爆破テロを計画している可能性」を報道しているが…  なんでもかんでもをアメリカのマッチポンプにするのもナンだが… パキスタンやアフガンで実行された多くの「金のかかったテロ(単なる武装勢力には出来ない大掛かりなテロ)」を見る限り、アメリカなら国民(世界)の恐怖を煽り対テロ戦争と称する、自国の繁栄(軍産複合体利益)のためには何でもやりかねないと思ってしまうわ。

911同時多発テロから10年になる今、あらためて「アルカイダビンラディンと国際テロ・ネットワーク。講談社」を読んでいる。テロリストの暴力は正当化できないが、なぜテロを起こすのか?を問いかける視点は持ち続けなくっちゃ…


さて、ここのところサッカーボール関連の話ばかりだったが、ようやく他(パキスタンやアフガンの)時事関連へも目が向き始めた。とはいえ当地のことは治安(テロ)関連か、庶民の暮らしぶりくらいしか話題はないな…… 明るい話は、やっぱりサッカーボールに限られたみたい。