ムンバイ・テロの報復???

朝、事務所が始まると同時に、出勤して来たスタッフたちが「TVを見て見て!」と大騒ぎだ。 
パキスタン・チームとスリランカ・チームのクリケット試合を取材をしようと多くの報道陣が集まっていたこともあって、ライブのような感じでスタジアム近くでの襲撃事件が報道された。 襲撃者たちは、まず警察車輌と警察官たち(保安要員たち)を狙ったと言うから、まさしくプロの仕業だ。
何度も何度も流される画面からも、襲撃者たちはとても良く訓練をされた兵士(コマンド)たちと見えた。しかし襲撃者たちの遺留品は山のようだし、あの(パキスタン軍にはない)コマンド服のままで12人もの全員が逃げたとなると、はてさて????どこへ??? 

パ政府は先般のムンバイの敵討ちかのように、すぐさま「襲撃者たちはインドからの国境(ワガー)を越えて入って来た」と発表しているが…。 ムンバイ・テロと同様に、この襲撃事件にもパキスタン政府が関与をしているとは決して思わないが、実に不愉快な展開だ。
僅かな過激派、狂信派たちために普通に暮らす市民たちの生活も脅かされるし、オバハンも朝からの予定が狂った。

息子たちもラホールへ行く予定を急遽、キャンセル。この襲撃事件が12時間ズレていたら、息子たちも大混乱に巻き込まれ、路上で身動きが取れずになっていたことだろう。治安が良いと言われているパンジャーブ地方だったが、シャリフ元首相の反政府活動にも熱がこもっていて予断を許さない。