海上自衛隊と防衛省など関係機関による合同の図上演習

ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊防衛省など関係機関による合同の図上演習が行われたと。海自が武器を使用するケースも想定し、海賊を排除しながら民間の商船などを警護する方法などを確認するらしいが、この分ではアラビア海などでの実際の合同演習も近々であろう。
タロ~首相とオバマの会談、きっと数々の協力を言葉巧みに押し付けれらたのだろうと思うが、具体的な内容がちっとも伝わって来ない。アメリカにとって日本が初の訪問国だとか、初の会談相手だとか、どうでも良いことばかりを延々と言い続けるマスコミの報道。友人がマスゴミだと何時も怒るが、本当にそうだと思う。

両者の会談ではアフガニスタン新戦略への日本の参画が決まったというが、日本がアフガンで直接行動をするにはハードルが高い。そうなると、また「金を出す」だけしかない。 日本政府はアフガンとパキスタンへの特使を任命、また国際協力機構の理事長様など、現場を良く知っていると日本では高く評価をされている方々を「アフガン新戦略」へ積極的に組み入れたらしいが、おエライ方々はオバハンに言わせれば余りにも現地を知らなさ過ぎる。おエライ方々、国会のセンセイ方は行った先々のお偉方、日本の出先機関のお偉方に囲まれて数時間、2~3日の視察で何が見えるというのか? 日本政府から研究費を頂きながらアフガンなどの途上国へ「研究」と称して来られる学者方も同じだ。難民キャンプの1つ2つを数時間見て、何が分かると言うのか?現場には足を運び、見ないよりは見た方が良いとは言うものの…。

ま、エライ方々には色々なモノを見通す眼、そして考察力に長けていらっしゃるのであろうから、地べたを這い回って村人と会話を交わしているオバハンとは視点も、村人の利益点も異なるので、細かくはとやかく言わない。

しかし、アフガンの隣国であるパキスタンへの支援に関する国際会議が4月半ばには日本で開催される方針だとか言うから、パキスタンも少しは落ち着いて欲しい。
先般のパキスタン最高裁がシャリフ元首相とシャリフの弟の「昨年2月の総選挙などに出馬する資格がなかった」とする決定。しかし、最高裁の判決は間違ってないという世論も大きい。
シャリフ元首相は自分たちの支持者に決起を呼びかけ、ロングマーチも予定している。またシャリフ元首相は大統領と首相の分断作戦??を取ろうとしているのか、ザルダリ大統領を糾弾しているが、ギラニ首相に対してはしていない。 PPPが割れて困るのは今の政権だから、ザルダリも厳しい立場だ。