(付き合い)テロとの闘い

先月末、カナダの首相は、アフガンのタリバーンNATO、ISAFなどとの戦闘が続く(アフガニスタン南部の)状況について、NATOが兵力増強をしない限り、2500人の駐留カナダ軍を来年2月に撤退させる可能性があると警告したと。

同じ28日、ブッシュは今年の内政・外交の基本姿勢を示す一般教書演説。
緊急経済対策の早期実施の必要性と、イラクへの米軍増派戦略の成功を誇示したと…。駐留米軍を昨年は約3万人増派した結果、「アルカイダイラクで敗走中だ」と述べ、増派戦略の成功を強調したと言うから、今後はタリバーンの敗走を目してアフガンへの増派か?? アメリカには増派するだけの財政的な隠し予算でもあるのか?サブプライム問題とやらで失業者がいっぱいというから、その失業者をアフガンへでも送り出す予備軍とでもするのか?

しかし、それにしても、アフガンではNATOISAFタリバーンから勝利を得ていないと、なぜ欧米日はハッキリ報道しないのか? テロとの闘いだけではなく、報道にまでも、どこまで付き合えばアメリカは納得してくれるのだろうか? 

カナダの首相が、駐留カナダ軍を来年2月には撤退させるようにと、オバハン個人も祈ってしまうワ…
 「アフガン難民を支える会-SORA」のカーブル事務所から、カナダ駐留軍の基地までは僅か3km、ある日、畑の中に突然にロングボディのコンテナを積み上げた大きな囲いが出来、ヘリポートが出来、すべての軍事設備が湧き出た!。「アフガン難民を支える会-SORA」で借りていた畑とカナダ軍の基地は隣合わせ、そこへ行くには検問、誰何、不愉快だった。
付近の農民にしてみたら憎悪の対象でしかなかったろう… 1日も早く、カナダ軍にも撤兵をしてほしいものだ。