新政権も空手形多し

昨日は、パキスタンの各州都で爆弾テロ、死傷者多数。テロが無かったのは首都イスラマバードだけだというので、朝から「週末は外出するまい」と家族で言い合っている。たまらんわ…

またまた暗いニュース。来11月~1月の3か月間は一般家庭へのガス供給を確保するために、車への供給はナシだと。去る冬は、首都で暮らす外交官の家ですら、CNGガスが無く風呂への給湯もままならなかった家があったから、一般家庭へのガス確保は有り難いが、公約は多くが空手形だからな…
おまけに、約10年前にCNGガス車の方が燃料費が安いからと、多くの軽自動車がガスで走れるようにと仕様を変えた(閣僚の誰かが仕様の変換で器具を売り儲けた)のに。
新政権のナワーズは停電をナシにすると約束していたが、停電が少なかったのは2か月間だけで、再び2時間おきの停電だ。


一昨日、午後3時過ぎから晴れ晴れしい笛太鼓のリズムが聞こえ出した。この季節、道路を練り歩くような催し物があったかいなぁ??と考えても思いつかず、練り歩きではないと気が付いたら、1軒おいた隣(元大統領ムシャラフ派の事務所)からの音楽で2時間近くも鳴り響いた。スタッフに聞くと「イスラマバード:の裁判所が、元大統領のムシャラフに保釈を与えた」というので、取材車、TVカメラ放列でお祭り騒ぎだと。数々の殺人(教唆??????)等で終身刑も…と噂のあったムシャラフだから、取り巻きたちが浮かれ騒ぐのも無理はない。