物価の値上がり甚だしい

10月に入ってもカラリと晴れた日は僅少、ポストモンスーンとは思えない蒸し暑さが続いているが、今週は単に蒸し暑く雲と雨が多いだけで穏やかに過ぎた。 どれだけ曇り空と雨模様の日が多いかというと…   実は未だにタケノコが頭を出して来て伸びている。もちろんモンスーン時の7月や8月に比べて小ぶりで数も少なくなったとはいえ、10月にタケノコが出て来るのには驚きだ。おかげでせっせとタケノコを採り、最近はメンマ風に仕立てて豪勢に食べている。

ただ夏以来、天候が不安定なせいで野菜の値段が安いとは言えない。トマトは夏の最盛期にも昨夏の2倍半のままだったし、一時は3倍にもなって音を上げた。カレーを作るには必須のタマネギも安くはなっていない。  燃料も、ここ3ヶ月は毎月きっちり値上がりしているし、庶民の生活は苦しくなるばかりだ。燃料に至っては、1日の日当に対する割合で行けば、パキスタンは世界一、高いと言う。庶民の平均日当の30%と1リットルのガソリン代が一緒だもの… なおパキスタンではガソリンよりジーゼルの方が高い。
極め付きは電気代金、250%もの値上がりだっていうからたまらんな。

インド発のニュースに、「ウッタルプラデシュ州の村で、屋台で買ったオムレツのタマネギの量が少なすぎることに激怒した客が、店主に向かって発砲するという事件が起きた」って。 店主は客のクレームに対し、「タマネギの値段が高くなっていることを知らないのか」と応じたところ客が発砲。店主は間一髪、カートの下にかがむことができたという。不規則なモンスーンなどの影響で、タマネギ価格は過去1年で3倍以上に高騰。先月には、武装した男たちがタマネギを積んだトラックを盗む事件も起きていた。笑えんな・・・