驚異的な女性、ブット元首相の映画

カラカラに乾き熱風が吹いた後の雨、たとえ30分の雨にでも生き返える思いがするものだ。雨の飛沫に濡れるのもかまわずベランダの籐椅子に腰を下ろし、雨を愛でた先月末。今月に入ってからは、有難いことに雷3日ならぬ雷5日か、毎晩のようにスコール状の雨が1時間足らず。モンスーンの訪れにしてはチト早いが、気温が一気に下がって先月末の46℃から比べると1日の最高気温が7~10℃も低いかしら? 
1年で一番暑い筈の6月下旬を目の前に、この涼しさはどうだ?!? 階下で暮らしているオバハンなどは扇風機を停め、シーツを被って寝る有様だ。この30数年間で一番涼しい夏と言える。

新聞の見出しをなんとなく見ていたら映画の広告が目に付いた。明日、封切「BHUTTO 驚異的な女性の肖像」という副題つきで。そう言えばブット元首相の夫である現大統領さまが、ブット元首相の映画を作っているというニュースが1年以上も前にあったなぁ…(大統領さまの悪口を控えている昨今、あまりクドクドしく書くまい)  主演女優はブット元首相に似ているが、遥かに美人で嫌味のない顔立ちだ。 内容は…どうせ好き放題、お手盛りなんだろうなぁ… 
かってブット元首相の「自叙伝」を読んだが(それはそれなりに、パキスタンの現代史を見るためにも役には立ったが)お手盛りだった…
映画はまず見ないし、TVもニュース以外は見ないが、なんとなく気になる映画だわ。見に行った人たちの感想を聞かなくっちゃ。ブット支持派と反対派では、感想も大いに違うはずだろうし。