アメリカ流のオペレーション?

一昨日の夜は遅くまで、そして昨夜も上空をヘリコプターや戦闘機??らしき爆音が続いているので、何かが起こっているとは思っていたが、新聞には1段のベタ記事だったので多くの目は惹き難かったようだ。オバハンも、なんで廃車置場の写真が大きく掲載されているのか?と、気にも留めずに見過ごしてしまった。 
が、8日夜から9日未明にかけてイスラマバード郊外15kmほどの場所で、アフガン向けNATO軍が使う燃料や軍用車両、飲食料などを積んだ大型トレーラーなど約50台が武装集団に襲撃されたと。トレーラーやトラックは駐車中で運転手たちは車内で仮眠中で、トラック約20台が全半焼し、少なくとも運転手ら8人が死亡、11人が負傷した模様と報道されている。
だが2紙の写真を克明に見た限りでは… タンクローリーの中味までは見えないが、少なくともトラックなどは空荷だ。 そして、またまた武装勢力パキスタンタリバーン運動(TTP)」系組織の犯行とみられるとの報道で来た。そもそもTTPなるものを、オバハンなどはアメリカが遠隔操作をしているのではないかと、この2年ばかり疑っているのだ。

「トラックや積荷(積んでいるようには見えないが)の損害、おおきいなぁ~」と嘆息するオバハンに、識者は鼻で笑ったわ。彼の個人的見解によれば… 「武装勢力がこうした大がかりな襲撃を首都の近くでしたと見せかけ、アメリカが国境沿いだけではなく、首都近郊にまで自分たちのコントロールを及ばせたいがためのオペレーションだろう。 911同時多発テロを自分たちで演じたアメリカです、たかが50台くらいの古いトラックなど、なんということもないでしょう」と。さもありなん…と、思えるところが昨今のアメリカ流のオペレーションというべきか。
教育のない運転手クラスの使用人たちの反応は、「タリバーンアメリカを相手に良く戦っている」というものだった。

昨夜は通り雨がなかった。きょうは朝からピッカピカの快晴、42℃くらいにはなりそうだ。(裸足で石畳の上は熱くて歩けない、ただいま気温上昇中 )