寒い年明け…

1、2日と連続でー2℃、今未明はー3℃。
記憶にある限りでは、オバハンがイスラマバードへ住み始めて以来の冷え込みかも。
オイルも1バレルが100$を突破というから、パキスタン経済にはモロ響くことだろう… 寒いこと限りなし。

さて、1月1日夕方からガソリン・スタンドを初め、ようやく商店街も普通に営業を再開。生鮮食料品なども買えるようになった。ヤレヤレ。犠牲祭休日に続き、暗殺後の暴動で商店などが3日間も完全閉鎖だったことは、市民の食生活に結構大きな打撃だった。
カラチなどでは、小麦を積んだトレーラー19台がブット暗殺直後に約2000人の暴徒によって放火されたというし、各地でも似たようなことだったろうと想像される。

そのせいでもなかろうが、北西辺境州では主食のアタ(小麦の荒挽き粉)が品薄、2倍近くに跳ね上がった。秋の収穫を終え、自宅に小麦を備蓄しているならともかくも、町の住人には応える出来事だろう。
国民の半数を占めるパンジャーブ州ムシャラフ出身)では、パンジャーブ州政府が早々と手を打ち、12月にも主食などの確保を計ったが、北西辺境州では対処が遅れたのであろうか? 
政府が緊急に手を打ち、主食の確保を安堵せねば、喰えない人々によって治安の悪化が更に進むであろうに…