あらららら… ブットの死因は事故??

今朝のAFPの報道によると、「パキスタン内務省は、死亡したブット元首相の死因について、自爆テロ発生時に伏せようとした際、車両のサンルーフに頭をぶつけたことによるものとし、銃弾や爆弾の破片は遺体から発見されなかったと発表した」と。

「報道官によると、車から身を乗り出して支持者らに手を振っていたブット元首相は、自爆テロ発生時、車内に身を隠そうとした際にサンルーフのレバーに右耳付近をぶつけて頭蓋骨を損傷し、それが原因となって死亡した。自爆テロ犯はブット元首相に向けて発砲したが、弾はそれたという。

知り合いからの聞くところによると、ブットと一緒に同乗していたPPPの幹部2名も、発砲と同時に運転手が急発進したために、ひどいムチウチになってコルセットをしたというから、政府発表には間違いがないだろうと思うが、それに対しブットの側近は政府発表には「根拠がない。嘘八百だ」と非難している。同側近によると「ブット元首相は腹部と頭部にそれぞれ1発ずつ、計2発の銃弾が命中した」と述べているというから、確認しなくっちゃ…

運転手は緊急に際する訓練を受けている人だというから、職務に忠実だったのが解るだけに気の毒だわ…
それにしても、狙撃が因となっての事故死とは、これまた切ない話だ…

一方、情報当局がブット元首相に対する自爆テロ後に、国際テロ組織アルカイダパキスタン最高幹部とみられる男が戦闘員の1人に祝辞を述べている内容の電話を盗聴していたことを明らかにし、「アルカイダとそのネットワークや戦闘員がパキスタンを不安定化させようとしている動かぬ証拠がある」と述べた」と。確かに電話の盗聴は酷い。一般家庭にまで及んでいるからな…

各地でのPPP集会は物凄く熱い! 危険なくらいに熱い!!