テロの犯人は何処にいるの?

23日のmixiにも、「真犯人は誰か?」と、ふざけた題名の日記を書いた。
ブットがパキスタンへ帰って来た18日深夜のテロには、素人のオバハンから見ても幾つかの疑問がある。
自爆犯がトラックの近々で手榴弾を爆発させるのなら、なぜ直接ブットに当たるようトラックの荷台を目がけて投げなかったのか?  歓迎の群衆で道路は混雑していたが、ブットのトラックへは近寄ろうと思えば幾らでも近寄れた。にもかかわらずブットが手を振る荷台から降り、防弾仕様の車内へ入った直後に手榴弾を爆発させた間の悪さのは何故なのか?
この手榴弾で自爆死したテロに関して言うなら、ブット側の自作自演と言われても不思議ではない。

その後、トラックの近くで大爆発が起こっている。爆発規模から50kgくらいの爆発物を積んだ車だったと発表され、警察車輌だとも言われているし、警察の横に止めていた車だとも言われているが、そんなものは… 調査をすれば直ぐに判るだろう…
だが、日々の政府発表が国民に信頼されていないからこそ、数々の疑問になってしまうのだと思う。

テロ予告をしたというイスラーム過激派は、今回の犯行に関与していないと声明している。
アルカイダからは、新たにブット陣営の弁護士に対してテロ予告の文書が送られて来たと報道されているが、それも本当か、どうか怪しい。
アメリカの言う、「テロに屈しないブット」を演出したいだけにも見える。

パレードの前日、そして当日、極々一部分で金属探知機を振り回している警察らしき人も映像の中にはあった。しかし、それはブットがパレードをする通りから外れていたり、不思議な警備体制だった…
カラチ在住の方がオバハンのブログへ書き込み下さったように、政府は2万人の警察を出動しただけで、何ら警備らしきことはしていなかったのは画面から見ても明確だし、まるでテロを待つかのような警備体制でもあったから、ブットの夫ザルダリは政府の情報局が仕掛けたと言い張るのだろう。

ブットだけではなくザルダリにも、政敵以外に怨んでいる人は数多あるだろう。過去の悪行からすれば不思議でもなんでもない。そんな人物がアメリカによってパキスタンへ送り込まれ、舵を取るのかと思うと、なんだか寒い…

そして今は、700人近い死傷者に対して、ムシャラフとブット双方が責任のなすり合い。
この分では年明けの総選挙で上手く協力体制が出来るのか? 非常に危うい…