自給自足??

パキスタンには日本食品の専門店というのはなく、たま~~に輸入食品店で日本食品を見つけても、呆れるほど高い。 カレーのルウ700円(12人分)、たくあん1本500円、味噌1kg800円、うどん1束250gが250円という調子。

どケチケチ・ライフ。スロー・ライフ。
形あるものは最後まで使い切る。食べ物は200%腐っていると確認出来るまで捨てない!
地球上の資源には限りがあると40℃になるまでクーラーも使わず、汚くて死んだ話は聞かずとシャワーも一週間に一度(風邪もひかず病気にもならず)、冬でも靴下をはかず(洗濯物が一枚でも増えたら水と洗剤の無駄)、道端に古靴の片方が落ちていても、「まだ形がある」どこかで使えないものかと立ち止まり考えるような、ドケチ生活のオバハンには市販の日本食の高さには恐れ多くて手が出ない。

いきおい、食いしん坊ゆえの手づくり食品に励むこと30年余。今では味噌・醤油・魚の干物やさつま揚げ、がんもどき、各種漬物、べったら漬け、こんにゃく、そして納豆など等も手づくりで、オバハンに出来ない物はナイと豪語しているンだけど…

今回、娘が日本から買って来てくれたのは「納豆づくり専用のマシン」1万円余。
これまでの10数年、ホッカロンを抱かせた保温作戦は何だったの??と思えるほど簡単に納豆が出来、嬉しい反面、有り難味が減ったぁ~~~
あんまり簡単に出来るから、きょうから嫌になるまで納豆食べてヤル!

それにしても… 色々な本や週刊誌などを読めば読むほど、食品の安全性に不安が生じる。オバハンには先が短い。しかし、これからの子どもや若い人はどうするのか? 
賞味期限は書いてあるものの、何時までも何時までも腐らないレトルト食品。昔ながらの乾物にすら薬品の異臭が鼻に付く最近。口に入れて5分もすると手足がしびれ、冷や汗が出る味の素の類は使ってはいけないモノと解るが、何年も後になって影響の出る保存料や着色料、膨張剤、各種薬品類にはどう対処するのか…