チャップリ・カバーブに負けた

(男性用の)サンダルのように、あるいは靴のように大きなカバーブ(スパイスいっぱいのハンバーグ) レストランによって若干の大きさは異なるが、それでも直径が20cm内外もあって、直径1m近い大きな浅い平鍋の中に敷いた脂の中でジュージュー音たて揚げられた熱々を、チャパティやローティで包んで食べる。もちろん各種スパイスはテンコ盛り、時々甘酸っぱいザクロの種や、粒状のコリアンダーがプチプチ歯に当たる。大昔からチャップリ・カバーブは好きだが、屋台のカバーブは得体のしれない?クズひき肉にスパイス他、みじん切りのタマネギ、諸々を合わせ思いっきり丁寧に捏ねまわしてある上、大量に捏ねた肉類は大鍋に入れられ路上近くに置いてある。早い話が衛生的とは言えない面が多々、「雑菌の巣」になっていること紛うこと無し。でも熱々は凄く美味しい。ただし雑菌の繁殖を想えば冬場以外は気軽に食べられない。これまでにも何十人というお客サマや知り合いたちがチャップリ・カバーブで激しい下痢になり、討ち死にしかけている! そのチャップリ・カバーブ、久々に買って来て食べたが、美味しくとも量が多くて1度に4分の1も食べられない。で、残りはアルミホイルに包み冷蔵庫で保存。もったいながり・超貧乏性、生ゴミゼロを目指すオバハン、スパイス・塩味がキツイので犬たちにやるわけにもいかず、数日おきに少しずつ食べてはいたが、2週間も経つと美味しさ半減4減。賞味期限のたかが10年切れ、15年切れでも舌を信じて飲み食いして来たオバハン。美味しさ半減程度、でも最後の5分の1ゆえにキチンと胃の中に片付けなくっちゃ・・と、使命感に燃えた。で、昼に野菜などを挟んでサンドイッチ状にして食べたチャップリカバーブ、夜中になって胃の中で納まり悪く、スパイスと重い脂の臭いが口元に昇って来るので眼が覚めた・・吐きそうで吐けない、下痢でも・・と想うのに、その気配もナシ。ただただ胃の中でチンマリ・行儀良く納まったままで動かないチャップリ・カバーブ。その後は40時間、水だけで過ごすハメになり討ち死にには少し遠かったがカバーブには負けた! 冷凍庫に入れず2週間もの保存、我が家の冷蔵庫は役立たずと判明したから次回から気を付ける!!!