スパイスが免疫力を高める?

インドの一部の州では比較的早い段階で海外(日本など)からの渡航者を禁じたし、コロナに対する危険意識は高かったと想う。14億人近い人々が暮らし、世界最大のスラムも抱えるインドだ、爆発的な感染になればイラン、イタリアの惨状以上になるのは見えている。
にもかかわらず、1月30日に初の感染者を見てから、きょうまでの約2ヶ月余り、驚くような爆発的感染はない。検査数が凄く少ないとも聞くが、それにしても14億近い人口で確認された感染者が3000人余りとは・・    
それで思い出すのは横浜に停泊していたクルーズ船だ。インド人の船内スタッフたちの殆どがコロナ肺炎の検査で陰性だったと。その理由として、インドの食事には何十種類ものスパイスが使われている、それが「免疫作用を高めているから」というような記事をチラリと見た記憶があって、ず~っと気になっている。昨日だったかの某製薬会社社長の談話と同じく、雑菌に強いパキスタンとインドの人々。その上、数々なスパイス多用の食事、中国の漢方薬の多くもスパイスだし・・と、自分なりの「お気楽な」理由を考えては不安を圧しとどめているオバハンだ。イランはトマト多様の食事でスパイスは殆ど使わないから、感染者が増えたのかしらン?とか、ボケ防止を兼ねて色々と考えてみるのが最近の日常になってしまった。
パキスタンの感染者も(公式に)3000人を超えた。だが今月末には5万人が感染するとの予測も出ていて不気味だ。ただ、インドにしてもパキスタンにしても日雇い・日銭で暮らす人々の暮らしが、コロナの危険性よりも高いのは言うまでもない。