ドバイ万博

コロナの流行によって1年間延期になっていたドバイの万博。中東、アフリカ、南アジア地域では初の開催が今月初めから半年間での予定。ドバイ万博への参加国は190ヶ国、メインテーマは「心をつなぎ未来を創る」。日本館のテーマは「アイディアの出会い」だとか。息子がドバイへ仕事に行くから、くっ付いて行って秋休みをドバイで過ごそうという子供たちは、1ヶ月も前からワクチン接種の証明書、昨日はPCR検査での陰性証明書など等。揃えた書類は1人分で厚さ1cm、まぁ普段より手数のかかること。出不精のオバハン、大切なお犬サマたちをスタッフ任せに出来ん! だから万博なんぞには行きたいとも思わないが、それでも年齢60歳以上は介護者つきでないと入場出来ないと聞けば、傷付くではないの。会場は438ヘクタール、約4km半四方だから、端から端まで丹念に見て歩けば後期高齢者が1日や2日で歩ける距離ではないのが解る。でもでも60歳以上は「介護者必須」となると、ますます年齢に拘り繊細な心が傷つくというものだ。ちょいと余分に動けば必ず筋肉痛になる、老いが激しい自覚ある分、物凄く悲しい。周りの迷惑を気にせず、早々とボケてしまえば楽なのかもな。

パキスタン核開発の父カーン博士が8月末にコロナ感染、以降不調だったが今朝、亡くなったとのニュース。カーン博士は北朝鮮やイランなどへも核技術の指導・輸出。1998年インドが核開発・実験をした時には追随してパキスタンでも1週間後に2回の核実験、インドへの抑止力を発揮してみせた。以降、カーン博士はパキスタンの救世主、パキスタンの誇りとも呼ばれている。カーン博士の家はパキスタン最大のモスク、首都のファイサル・モスク近くにあって常に1個小隊の兵士によって護られ、犬の散歩には、兵士たちの視線が突き刺さる緊張感あるコースだ。カーン博士の家の裏には北朝鮮高官の家があって、両家は地下で繋がっているとも言われ、好奇心がさらにそそられる散歩コースでもあった。