パキスタンにとって不名誉なニュース

読書に疲れると、パラパラとパキスタンのニュースに目を向ける。で、ふと見かけた中に、パキスタンにとっては不名誉な記事があった。
世界110カ国に拠点を持ち、腐敗のない世界の実現を目指す国際的な団体が発表したレポートによると、2019年パキスタンは腐敗認識指数が180ヵ国中120位にランクされたと。アフガンは173位とあって、まぁ、こんなもんかとも納得したが、意外だったのは146位のイランだ。う~~む、オバハンにとってのイランは、宗教支配が厳しく、クリーンな印象だったのにな。何事も解らないものだ。 
パキスタン正義党のイムラーン・カーン現首相は汚職の撲滅、腐敗の取り締まりに力を注いでいる。が、腐敗の減少はみられないようだ。「政権について15ヶ月では腐敗を一掃するのに十分ではない」とは、首相補佐官の弁だ。実際、イムラーン・カーンや腐敗取り締まりの官僚は(一部だけかもしれないが)今のところ腐敗の追及に力を注いでいる。オバハンの知り合いの官僚も命を狙われながら頑張っている。


日米同盟は本当に不滅なのか? 「アメリカの日本防衛義務。誤解されているその中身」なる見出しを見て、もしかしたらオバハン自身も誤解しているのでは?という反省に基づき、記事に目を通した。
過日の安保条約調印から60年で、安倍が「日米安保条約は不滅の柱」「日米安保条約はアジア、インド、太平洋、洋、そして世界の平和を守り繁栄を保証する不動の柱」と、その世界的意義を強調したとあって、この記事を書かれた軍事社会学者さんは、単なる安倍政権の願望であるとバッサリ。そして願望と現実を混同してはならないとも。
日本が軍事攻撃を受けた場合、アメリカは日本に対して何らかの軍事的支援を提供する義務を負っているが、その義務は日本が信じようとしているモノとはチト、異なると。そのためには安保条約の再改訂交渉が必要と。要は、いまの安保条約では日本の願望は満たさず、ポチ安倍(日本側)の願望が独り歩きしているだけだと。