パキスタンではコロナが終わった?!

東京都での感染者が224人と過去3ヶ月で最多だったと。それも若い人が多いと言うではないの。若い人が感染していると言うのは、何やらわかるような気もするな。    
対してパキスタンでは、ここのところ感染者が減り最多時の1日7000人から連日3000人台になっていると、喜んでいる人が多い。既に人々の間には緊張感はなく「もうコロナの危機は終わった」というムードまで漂っている。そのせいで食事に呼ばれるのが急増したと息子が嘆く。どうしても断れないというか、会わなければならない人のところへ行くときは、自分用の飲み物・軽食まで持って出かけ、帰宅に際して靴は外で脱ぎ、家に入ったら直ぐにウガイ、手洗い、シャワーをして着替えるという徹底ぶりだ。    
現在のパキスタン感染者は24万人余りだが、イランとイタリアの感染者数を抜くのは明日だろう。だがパキスタン国内の感染者データを克明に見ていれば、安心できるような状態にはない。なぜなら首都では感染者が急増している。PCR検査費用は高額(一般労働者の10日分日当)だが、首都では検査を受ける人が多く、地方では検査を受ける人が少ないという、単純な事情によるだけだろうとオバハンは想っている。    
あるいは「名誉を重んじる」文化・習慣の中では、コロナに罹ったことを近隣に内緒にしているとニュースなどでも報じられているからだ。首都の感染者増加を見ていれば、国内情勢が悪いのは容易に想像がつくと想うのだが、町では単純に日々の感染者数だけを見て「終わった、終わった」と思う人が居るというのは、困ったものだ。

 

タブレットが壊れた、というか昨日から充電が全く出来ずに使えない。タブレットが壊れるのもなかなか良いなぁ、時間がいっぱい出来たではないの! 前向きなオバハンらしく、夜は9時過ぎに寝てしまった。