ニュースの信ぴょう性

世界のコロナ感染者は3500万人になり、アメリカの感染者740万人にインドが650万人で追い付こうとしている。この分では今月半ばにもインドはアメリカを抜き、世界一の患者数になるのだろう。
パキスタンの感染者は4日現在31万5000人ということになっており、日々の感染者はさほど増えていないように見える。だが、実のところ感染者は多いと(政府筋からも)漏れ聞く。PCRの正確度は元から70%程度だと言われていたし、パキスタンで出発時にコロナ陰性であっても、日本の空港で再検査をすれば「陽性」という例は頻繁で、すぐさま隔離だと。各国の空港にはパキスタンから来た人のための専用のカウンター・検査があるという。早い話がパキスタンからの到着者には「それほど陽性者が多い」ということだ。

パキスタンも日々、気温が下がって来た。夜明け前の気温が20℃を切る日も出て来た。秋晴れで素晴らしい日々も来月になれば一気に気温が下がる。きょう4日、首相イムラーン・カーンは、「冬がやって来る。コロナの第二波を避けるために、公共の場ではフェイスマスクを着用するように」と、あらためて促している。が、町ではマスク姿の人は僅少だ。学校は始まった、首都圏だけではなく全国各地で学校閉鎖のニュースが続き出した。
だが過日のニュース、カラチでは「集団免疫」が獲得されていると?? パキスタン報道の自由はない、報道はがんじがらめだ。それから行けば「ニュースの信ぴょう性」など眉唾だ。日本も年々似たようなことになりつつあるのを、国民のどれくらいが気づいているのかしらン。少しでも政府批判をすれば社会的抹殺、しっぺ返しが来る難しい時代を迎えているのを・・