パキスタンでは、コロナの大流行を回避?

4日前のAFPニュース、「パキスタン、なぜかコロナの大流行を回避、専門家ら困惑」というのがあった。そしてきょうも同じニュースが掲載されている。曰く、「ここ数週間は感染者が激減しており、最悪の事態は回避できたようだ」と。人口過密な都市部での感染拡大、古い病院が対応できなくなることを恐れていた専門家らは、いま感染者数の減少理由が分からず困惑しているとも。       
現在の累計死者は約6300人、感染者は30万人に欠ける。専門家たちは大流行回避の理由を、人口が若いこと(パキスタン平均年齢は22歳、イタリアは46.5歳)、高湿度・高気温、根拠のない自然免疫をあげている。確かに人口が若いと言うのは大きな理由かもしれないが、他にも理由はある。
オバハンが考えつく理由は、田舎では丈夫な子供たちでないと育たない、弱い子は早々と淘汰されている。そしてイスラーム教の教義に法って女性たちは普段から外出をしない。通常、田舎では買い物もすべて男性の仕事だ。家から出て働く女性は極端に少なく、その職も学校の教員くらいしかない上、学校は3月半ばから閉まったままだ。まだある、感染を周辺に知られたくないという「恥」の文化。これらの条件が重なり、コロナ感染者が(政府の予想より)少なかったのではないか。
だが、意地悪く考えれば中国の1州と言われるパキスタン、何もかもを中国に依存・模倣しているからと言うのもある。早い話が感染者数を操作しているのだと、オバハンは早い段階から疑っている。
一方、インドの感染者数は1日当たり数万人から8万人近く、現在の感染者数は400万人になろうとしている。インドでは多くの女性が戸外で働く上、人口比率から考えても多くの感染者が出て当然だ。最終的にはアメリカを抜いて世界一の感染国になるのだろうと想うがな。