思い付きは怪我のモト

「思いついたら即、実行」一見すばらしく思える言葉なのだが、おっちょこちょいのオバハンの場合は世間サマとは少し違う(ようだ)。      
毎朝、必ずコーヒーと小型犬たちのエサを持ち、揃って共に屋上への階段は使う。7月モンスーンに入り、デング熱が流行り出したので、2週間おきくらいに蚊の撲滅・薬剤の散布。昨夕は犬たちを外へ出せず、朝に続いて屋上でエサやり。
屋上へ向かうと階段には何時こぼしたものか、コーヒーの汚らしいシミがついている。それも直径が10㎝以上もある汚らしいシミが10ヵ所以上もあるではないの。10㎝のシミが10ヵ所以上ならカップの中味は半分にも減っていたろうが、そうした記憶はない。後期高齢者になり最近は真っすぐ歩けなくなって来た、だがだが、こんなにコーヒーをこぼしながら階段を登った記憶はない(キッパリ) とは言え、屋上でコーヒーを飲むのはオバハンしかいない。     
コーヒーをこぼし続けてヨレヨレ階段を登っていたのであろうか・・それを誰かに知られたくない!見られたくはない!急いで拭き取ってしまわねば!と「思いついたら即、実行」+「見栄」が先だった。
で、薄暗い屋上で雑巾を手に、長いホースを手に蛇口へ近づいた途端、足元の植木鉢に躓いた。イカン!倒れる!頭を守らねば・・と思ったときには身体は前のめり頭を守ったのでひねりを加えた横倒し、蛇口の下にある浅い水槽に背中から落ちた。足は水槽の外、無理な体勢から起き上がればさらに怪我をする・・と、大声でスタッフを呼べども現れず。冬なら凍死だったな。そんなわけで昨夜は打撲、擦り傷、パソコンを触る気にもなれずに寝込んだわ。