経済再生大臣、汗をかけ!

秋が深まり、真夏の頃には見かけなかった小鳥たちが増え(検索しても多くは名前が殆ど判らない)判るのはカラスと鳶、野鳩、雀、ムクドリ、スズメ、カササギに似た尾の長い鳥、瑠璃色をした小さな鳥・サンバードの番い(メスは地味な灰茶色)中型のワカケホンセイインコが周辺の高木の上を群れなして飛び回り、野鳩の子どもたちや小鳥は窓辺で餌を啄ばみ、花の蜜を吸うのに忙しい。最近は庭に来ないがヤツガラシも例年ならこの季節には現れる。お嫁チャンが言う「夜になれば窓から見える枝にミミズクが来ています」と。生きているものなら蛇以外は何でも好きだし、室生犀星の「生きものの命をとるな、生きものはかなしかるらん」を子守歌の代わりに聴いて育ったせいか、とにかく家で飼う生き物にはオバハンの出来る最善のコンディションで飼育しようと心がけ、野鳥にまで餌やり水やりで年中、忙しい。

さてさて・・10月26日発売の週間文春、新藤義孝経済再生担当大臣がコンパニオンを呼んだ宴会で、有権者を買収していたのではないかとの疑惑が報じられた。次いでベトナムからの技能実習生受け入れに関し「400万円口利き疑惑」も。コンパニオン云々よりも、オバハンにはこの技能実習生受け入れ条件緩和(改悪)及び、『アイツらは自国でもっと酷い環境で暮らしている』からと、結果的に技能実習生を狭すぎる部屋に追い込んだ疑惑は、11月2日発売の週間文春で報じられているという。口利きもだが、『アイツらは・・』という蔑視的な認識そのものが許されない。経済再生担当の言うことか!「数年前の出来事だから記憶にない」などと言うべからず! 日本は高齢社会になり労働人口がどんどん減っている反面、働ける年齢層の引きこもりの人口は約150万人とも。個々人、さまざまな理由で社会に出たくない・働きたくないというのはあるにしても・・働きたくとも本当に仕事が無い・食べられない状況と、自分に合った仕事が無いというのでは本質的に大きく異なる。
日本国内の弱小企業や人気の無い(肉体労働を伴う)産業にこそ働き手が殺到するよう、経済再生担当大臣としては頭を捻るべきではないのかね? 安易に外国からの労働力を得ようとするのではなく、まずは足元からの日本の「経済再生」に汗をかけ!