手持ち無沙汰

きょう岸田首相は閣議で「経済対策のとりまとめを指示した」とニュースにある。年収106万円を超えても手取りが減らないようにするとか、130万円の壁がどうとか。サラリーマンに扶養されている家庭の主婦だけが保険料を払わなくても基礎年金が貰えるという仕組みで、これは不公平だ、扶養は不要だという専門家がいたり・・年収106万円を超えても手取りが減らないように、手当てを支給したり賃金を上げたりした企業に対しては「国が従業員1人あたり最大50万円の助成金を支給する」って??? 物凄く働きたいが保険料や税金を納めるのは嫌という主婦が多いってことらしいが、これは一面、勝手な物言いにも感じるな。
オバハンは自営業の家に生まれ、自身もまともに働きに出たことが1度も無いし、亭主共から家計費とか生活費なるもの、給料をただの1度も頂いたことが無い稀有な生き方をして来たので、扶養家族ということ自体にイマイチ理解が及ばない。父親からは「男だから女だからと差別はない(同等である)社会の一員として生きて当たり前、他人さまのお世話が出来るようになって一人前」と言われて育った。そもそも働いて当たり前という家庭だったから「社会人としての一般的な意識」からはチトずれたところがあるのかも。
しかし若い頃から働いた、とにかく働いた、身体を動かすのが快感・趣味だった。パキスタンへ来てからの数年は1日18時間労働で快感だった。だが70半ばになって仕事を縮小、昨夏からは全ての仕事から手を引いた。今は賄いとスタッフと家の管理?以外にする事がなくなり、それはそれで気分的に楽チンだとは思っていたが・・ターボが逝ってしまったら文字通り手持ち無沙汰になった。レストスピラとかいう細菌性の病気は人間にも移るからと、今のところ賄いもしていない・・読書をしながらも片手はターボの相手をしていたし、意識はいつもターボに行っていた。ターボも何時もいつもオバハンを追い求めていたから気分は忙しかった。それが今、何も無い。あるのは膨大な時間だけだ、いやいや手持ち無沙汰とは恐るべき現象ではないの!!ボケがさらに一気進行くなりそうだわ。