死に体から生還!

まる1週間、死に体だった。月曜日に奥歯を抜歯。「24時間はアイスクリームかお粥だけにして下さい」と歯医者に言われたが、その日は子供たちの「ナンヤラ記念日」とか。で、お祝いの外食にノコノコくっ付いて行った。何がお粥じゃ!オバハンがこの世で一番嫌いな食べモノではないか!抜歯した方で食べなければヨカロウにと、痛み止めの世話にもならず、皆と一緒にモリモリ普通に食べて問題なし。問題は抜歯から2日目夜に始まった。日本でなら抗生剤の1回服用は250mmgくらいであろうに医者の指示は750mmg。痛み止めは不要だが、この抗生剤の量は問題だ・・と、実は最初から悩んだ。体重がオバハンのちょうど倍ある息子でも多いと想える量ではないか・・悩んだが化膿させるよりは良かろうと5日間服用、その副作用であろうと想われる胃腸の痛みで死に体。抗生剤を止めて2日で胃腸痛は治まったが、次からもっともっと用心しなくっちゃな。

さて2日前のアフガンニュース。タリバーン政権の新たな取り組みとして「労働すれば小麦配給」と。今冬に向けた飢餓対策として、主要都市で労働の対価に小麦を支給する。ただし今のところ2ヶ月間だけのプロジェクトでカブールだけで4万人の雇用になるという。が、5万5000トンを10人家族1日3kg(最低量)食べるとしても・・まったく足らんわなぁ。ただ、タリバーン政権の言う「労働の対価」説は凄く正しい。長年に及ぶアフガン支援・パキスタン地震支援でも感じたが、物資・金銭支給は絶対に労働の対価にすべきだ。座っていて何かが貰えるという生き方は人間を腐らせる。中村先生のプロジェクトに合わせ、オバハンたちのSORAアフガン難民を支える会とJRUとの共同プロジェクトでは、労働対価の足並みを揃えた。国際NGOなどでは大盤振る舞いが多かった、だが座っているだけで何らかの支給を受けることが出来た地域の多くでは、ケシ栽培が盛んになったのはまったくの皮肉だ・・