赤い薔薇の花びら

昨夜も夜半から朝にかけての雷雨、もう数日は続いていると思うのだが記憶が定かではなくなって来た。今朝の最低気温は20℃、淡々とした羊雲が広がる空。いよいよ本格的な秋だが、この分では冬になる雨も早いのだろうな。昨日はターボ埋葬の上を覆うように赤い薔薇の花びらを盛大に撒いた、薔薇の花びらの香気につつまれたターボだったが、雨のせいで今朝はさらに少し沈んでいた。思い返せばハナビちゃんの時も涙雨が降り続いた。

さて岸田首相、物価高対策や賃上げなどの5本柱で経済対策の骨子を発表、「物価高に苦しむ国民に成長の成果を還元。コストカット型の経済から歴史的転換を図る」と。物価高への対応、持続的な賃上げと地方の成長、国土の強靭化、人口減少対策、国内投資の推進、認知症と向き合う幸齢社会の実現??への検討とやらも。だがだが成長の成果を還元?? 確かに大企業だけは儲かっているかもしれない、だが、それを還元して下さるというのであれば、もチット具体的に説明して欲しいな。確か先月末だったか、10月からは(若干の地域差はあるにしろ)最低賃金が時給1000円に定められたと記憶する。続いて「2030年代半ばまでに1500円に引き上げることを新たな目標とする」と岸田首相は表明していたが、世界各国の年収を見れば日本は24位、G7の中では最下位だ。世界各国の年収伸び率を単純に10年ほどのスパンで見れば、日本は超々停滞・もしくは下降している。停滞どころか世界的に見れば急カーブな下降線を辿っている、世界状況から見ればどこに日本経済の上向く要素があるのかと。日本経済が上向かないのには構造的な欠陥があるに違いない・・ド素人のオバハンでさえ感じることを、日本を背負う賢い方々がどうして気が付かないのか? 世界では日本式経営がもてはやされた???時代も確かにあった(と記憶する)が、その旧弊な合議制、時間ばかりがかかって誰もが責任を取らない合議制もチト見直すべき時に来ていると思うがな。いつも思う、民主主義がベストとは思えない時が多々あると・・