ガソリンスタンドがストライキ

このところ値上がりが酷い石油製品。アメリカ政府様が石油備蓄の一部を市場に放出すると発表したことで、アメリカ様のご意向に添い、各国とも足並みを揃えて日本政府も右へ倣へ。日本が国家備蓄しているオイルの約140日分の一部、数日分を放出とか。さらには冬に向かって寒地では灯油の補助もと、他人の話を良く聞く岸田政権もなかなか大変だ。消費者のオバハンたちとしては原油価格の上昇につながる、石油製品の上昇は止めてもらいたいと思うが、世界の中等国に格落ちした日本の言うことなど、今後ますます世界への影響からすれば微々たるものになって行くのであろうな。どこのお国サマとも足並みを揃えて行くしかないのだが、それにしても何でもアメリカ様に倣うのだな。たまには日本が音頭を取ってもよかろうに。
パキスタンもガスやオイルの産出がない国の一つで、毎週のようにガソリンの値上がりは激しく、ガスの供給も怪しくなっている。その中でパキスタン石油ディーラー協会とやらが、きょうから無期限ストライキというではないの。協会は販売マージンの引き上げ要求しているというが、石油類がさらに値上がりすれば諸物価へも影響甚大だ。庶民の暮らしはますます窮屈だろう、バザールでは砂糖も品薄、年初の倍近い。そのせいもあってガードマン会社から派遣されて来ている警備員、うち1人が最近は砂糖を自宅へ持ち帰っているのか、2日で500gの砂糖消費量になった。家の中にコソ泥さまを飼っているようなものだ・・たかが砂糖ではあるが、一つ見逃せば次々お持ち帰りのモノが増えそうだ。息子に言うか言うまいかと悩んでいる。
陽が落ちると急に気温が下がり夜中は10℃に近い。今夕も近くの公立大病院近くの公園で野宿を余儀なくされている患者家族への弁当を配布らしい、3ヶ月に来たコック気のいい人で、機嫌よく忙しくしている。見ていて気持ちが晴れる。