野外大バザール

ここ3週間ばかり野外大バザールの野菜値段をネットで睨んでいる。スタッフたちは3~4日おきに日々必要な野菜を買いには行くのだが、冷凍保存が可能なトマトだけは大量に買い込みたいとネットで検索。今夏くらいからパンジャーブ州政府の発表する野菜小売値段というのが、最新で信頼も出来ると判った。スタッフたち4人は住み込みだしガードマンの3人にも毎日の食事は提供される。食料品などが1年半前の3倍になったからと言っても必要なものは必要だ。スタッフたちが高値だからと殊勝に消費を控えるわけも無く、とにかく毎日作る種々のカレーにタマネギとトマトだけは欠くことが出来ず、大量買い込みの時期を見計らっている。昨冬のトマト値は通常の8倍はした、何年か前の10月はトマトが異常な安値で生産者が心底、気の毒だった。今夏の天候不順から野菜は軒並み高値だし、不思議なことに8月下旬から出回る大根も未だに市場には出てこない。大根だけではなく、あれもないこれもないとスタッフたちも不思議がる。
きょうは夜明け直前の気温が21℃、最高気温予測も31℃とあるので久々に野外大バザールへ行こうと気合を入れてた。頃合の気温なのに気合を入れないと行けない気力の無さというか、中途半端さが悲しい。小型犬のターボやハナビちゃんが元気だった時とは異なり、先月から来た仔犬2匹は食べる食べる。ドッグフードはイマイチ安心できないからと、スタッフ任せに出来ない買い物が一気に増えた。10年以上もの昔は庭も広くてラブラドールが5匹、多い時には7匹もの犬がいて、その頃はオバハンもまだ仕事をしていたから犬のために専属のスタッフが大鍋で餌を炊いていた。パキスタンへ来てからの40年で飼った犬は19匹、うち保護犬は7匹。置いていかれたり虐待されたりして心に傷を負った犬が心を開くのには時間差が出る・・どの犬も愛しいがオバハンが仕事から離れ、常に一緒だったハナビちゃんとターボは特別に愛しい。