心の切り換えが出来ない

3月も半ば、急に外気温が高くなり30℃を超え、2日前から晴れた日の陽射しは肌に痛みを感じるくらいだ。コーヒーを屋上へ持って上がって日光浴・・とも想うが、ペット序列第一位だったハナビちゃんが階段を駆け上がって付いて来ないので、他の犬たちも上がって来ない。コーヒーを飲み終わり、もう下りようか・・と思う頃になってノソノソ屋上へ来る犬もいるが、概して反応が遅い。ペットロスで気落ちしてキッチンに経つことも激減・思考回路も停止状態というオバハンだが、ボケ・老化の兆しは他の犬たちの上にも陰を落としている。獣医さんのところから貰って来た小型保護犬、競争相手がいなくなりほぼ終日ベッドの上で居眠りをするようになった。ハナビちゃんに競うようにしてオバハンに甘えていたのも無くなった・・
どんな失敗・痛い事柄にも一応の反省はするが「後に引きずらない・振り返らない」を自慢にして来たオバハンが・・今回のペットロスからは20日経っても立ち直れていない。単なる老化の一環なのか、物分かりが悪すぎる自分を持て余している。優しい知り合いたちは「運命」と言って慰めてくれるが、どうしても運命なるものを受け入れられないオバハンだ。多くの人は「運命」や「神の御心」を受け入れることによって生きているのかもしれない、だが後期高齢者のこの歳になって何時までも現実を受け入れられない、そして心の切り替えが出来ない自分に呆れている。

今朝方、アフガンの首都カブールで共同通信社の通信員をしている友人の記事、暮らしは厳しくなったが女性の服装規定も緩やかだし、前のタリバーン政権とは異なるとあってホッとしている。