気が付いたら４日もシャワーをしていない。獣医さんにレプトスラピ症は人間にもうつると言われ、クリニックから帰って来て丹念にシャワーをして、そのまま４日も経ったのか・・元々、風呂は大嫌いだしシャワーにもマメではないが。小型犬のターボが逝って４日、部屋はすべての家具を屋上へ出し陽に当て、大掃除・大洗濯もして消毒剤も撒いたので今は２階の大きな客室で寝ている。部屋に帰ればターボとの思い出が詰っている、ターボとの思い出だけではなくハナビちゃんとの思い出も。
思い返せばターボの体力はオバハンが思っていたより落ちていたかも。何をするにも賢く先導するハナビちゃんが居なくなったので動きが悪くなったと思い込んでいたが・・あれほど分離不安症でオバハンにベッタリ、ベッタリだったターボが屋上へ付いて上がるのには億劫そうになっていたこの半年。
気温が３０℃ほどなのでと、きょうの昼間めずらしく屋上へ上がったオバハン、モスクから流れ出る午後の礼拝への呼びかけ声を聞きながら、そういえばターボが礼拝の呼びかけ声に反応し、必ず遠吠えをする「人の声」があったことを懐かしく思い出した。どの礼拝への呼びかけ声にも反応するのではなく、礼拝への呼びかけ前にマイクをコツコツ叩く人の声だった・・ターボが小さな身体を反らし気味にして喉を震わせて遠吠えをすること。自分の居場所を主張するためにオシッコ・ウンチを家中にして廻ること・・ターボはターボなりに我が家へ来た日から一生懸命自己主張をして居場所を確保しようとしていたのだと・・。ターボの体力が落ちていたことにもう少しちゃんと気がついてやれば良かった・・ターボにボケの症状が出始めているようだと案じることはあっても、体力にまでは想いが至らなかった。
後ろを絶対に振り向かない、前向きの女王サマだ・・と自嘲していたオバハンなのに、この後ろ向きザマ・・歳は取りたくないが日々、歳を食って行く。あぁ不愉快！！！！
