秋めいて来た

きょうは秋分の日、記録的な酷暑の続いた日本も、さすがに秋めいて来たに違いない。イスラマバードは未だに3日も続けての雷雨、ハナビちゃんの隣へ埋葬したターボのお墓の土盛が下がった。だが、日中の蒸し暑さは控え目になり一気に秋めいて来て有り難い。通年は真夏の2ヶ月以外は早朝や夜の屋上へ何度か足を運び、霞むマルガラ丘陵や緑に囲まれた我が家の周囲、時には満月や流星群を膝に乗せた犬たちと共に眺めながら「悦」に入るのだが、ハナビちゃんもターボも居なくなって話し相手が無くなった。子どもたちが中学生、高校生と大きくなり学校からの帰りが遅くなって、ペットたちは終日、家にいるオバハンと一緒にいることになったせいもあり、話す相手が犬たちだけという行為を7-8年は続けていたことになる。日本語の単語がどんどん減るはずだ。

ターボが逝って5日・・ハナビちゃんの時ほどではないが、またまた「逃避モード」に入ってゴルゴ13三昧だ。ゴルゴ13が始まった1960年代からの国際関係や、色々な国の当時の社会情勢を想いうかべたり復習したり、さらにはワザワザ近代史・現代史をチラっと確認したりしていると結構な時間がかかる。全210巻を読み終える頃には1年半余前のハナビちゃんロスの時とは異なり、「命には限りがある」との僅かながらも心の準備があったので相当、癒えていることだろう。実にゴルゴ13様様だ。
明日から日一日と陽射しが短くなって行く、例年ならば乾季到来!と嬉しい季節なのに、この1ヶ月近くは家中の雑務には何も手を付けていない。とりあえずは家具・クッション等など全てを出してしまった自室のセットからだな、そして気分一新で・・・