昨夜は選挙速報を見ながら、息子に「ちょいとこれ見てみ・・」と勧められＮＨＫだったかＴＢＳだったかの現代ナントカの番組もチラッ見した。現代の日本経済の有様（この３０年、日本が如何に経済停滞したままであるか）世界における日本の地位がいかに落ちたかをを一橋大学の先生が凄く解りやすく解説していて、オバハン自身も充分わかっていたことながら改めてガックリしたな。
この３０年間、日本における物価はさほど上がらず（それはそれで良いが）収入も変わらず、全体として生活が地味（貧しく）なってはいないのか？ 日本の名目上ＧＤＰ国内総生産は未だに世界３位であり、日本人は自国の豊かさの現実をわかっていないとする論調もある。だが、本当に豊なのか？ＧＤＰを１人当たりにすると３０位という現実はどうなるのか？ Ｇ７にはアジアで唯一の参加国である日本だが、数年前に平均給与でも韓国にも抜かれ、Ｇ７に参加資格はないのではないか？等と言われ出している。この現実を日本人はどう受け止めているのか？
２０年前までパキスタン駐在の日本人は、政府や商社の借り上げる超高級地区で敷地６００坪－３００坪、ベッドルームが５つもある豪邸に住み、高級車を乗り回し肩で風を切っていた・・それが今では１ランク下の地域へ移り、ベッドルームは２－３、日本から新車を運んで来る人は皆無となった。もちろん服装も一時期に比べると地味だし、貧乏性・始末屋のオバハンから見てもケチくさく、しみったれた人が増えた（注：ケチと始末屋は大きく異なる）。日本（人）に余裕が無くなっているのが、海外から見ていると凄く解る。否、海外で暮らしているからこそ、たまに日本へ行くと、その貧しくなった有様が目に付くと言うべきか。
総選挙で相変わらずの自民党躍進と。大企業への優遇策しか取らないような自民党に、国民は何を期待して投票したのか？？失われた３０年と言われる、この日本経済の停滞は誰が、どこのセンセイ方が打開して下さるのか？？？
