資源貧国、日本の優柔不断さ

イスラエルの攻撃によりガザでの犠牲者が5000人を超えた。地上戦が始まればさらに犠牲者は増える。パレスチナ側が「窮鼠猫を噛む」状態で始めた攻撃とは言え、2週間余で5000人の犠牲者は酷い。おまけに生きるための水・食料なども無い状況、今後どれだけの犠牲者がパレスチナ側で出ることか。今年のG7議長国であったにもかかわらず、日本を除いた6ヶ国でイスラエル自衛権を支持する。かつ国際人道法の遵守をも求める6ヶ国の共同声明と。あらためて日本はなんと中途半端な立ち位置にいることか、いやいや優柔不断な日本らしいというべきか。パレスチナ支持でもなければイスラエル支持でもない・・資源貧国ゆえの悲しい立ち位置とだと解釈するが、6ヶ国に足並みを揃えられなかった分は「バシッ」となんぞ目の覚めるような素晴らしい声明を両国および世界に対して・・出来るわけもないか・・悲しいが。

貧乏性・超もったいながりなのに・・意を決して小さな花瓶に挿した夜香木の枝3本のうち1本だけを捨てた!枝と言っても直径が5㎜で丈は30cmくらいだし、花も直径が5mmと小さいにもかかわらず匂いの存在感は圧倒的だ。ただし細枝に花は数十とついているし、咲き終わった花も数十は机上に落ちたから、今夜はほど良い香りに包まれて眠れるだろう。実は・・熟睡が出来ていなかったらしくて、今朝は久々に心臓がバフバフし血圧も低くて眩暈がした。検索してみたら夜香木には毒性もあって、胃腸や神経に障害を引き起こしアレコレ、呼吸困難やめまい等々いっぱい書いてあるではないの。ふだん全てに「鈍い」オバハンらしくない反応を夜香木に対してしたらしい。胸が重く寝苦しいからと2日続けて深夜2時3時まで本を読んでいたのも悪かった。たまには本を・・と、棚を漁っていて2004年出版、直木賞山本周五郎賞のダブル受賞という「邂逅の森」という本を見つけた。自分で買った記憶がないから誰かから頂いたものに違いない。小説にもかかわらず大正から昭和にかけての東北・山村の暮らし習慣などなどの一端を知り、民俗学者宮本常一の本を読んでいるような感覚にも陥った。久々に良い本に当たったと満足だが、睡眠不足からの心臓バフバフは想定外だった。