57ヵ国が集まったイスラーム諸国会議

ここ3日ばかり前から洪水警報が出ているにもかかわらず首都の北東部、マルガラ丘陵に近い辺りでは夜中から未明にかけてお湿り程度の雨が続くだけだった。だが今朝はアッという間に丘陵が黒雲で見えなくなり一陣の風と共に土砂降り。雹こそ降らなかったものの雨の寸前、屋上では身体が持ち上がりそうな突風が吹き荒れた、近場では何本かの大木が圧し折れたに違いない。雨は1時間ほどで通り過ぎ、その後、気温は24℃のまま。この分ではインスタントの温かい味噌ラーメンが美味しかろう。モヤシをテンコ盛りにしてのラーメン、久々に食べてみようかな。

さて、スエーデンでのコーランを焼いた事件。イスラーム最大の国際機関OICがサウジアラビアで臨時会合を開き57ヵ国が集まった。会議後の声明は「コーランを冒涜する事件が再発しないよう、団結した共同行動に乗り出す」としたもの。スエーデン政府はモスク前の反イスラームの集会などに対して、ハッキリ違法とは言っていないが、仮に合法であっても褒められるような行為ではないわな・・NATOを率いているのはアメリカらしいが、その報道官も「合法かもしれないが適切な行為とは限らない」などと批判はしている。バイデンはNATOに1ヵ国でも多く参加して欲しいのか、スエーデンの加盟に全面的な支持をすると表明したが、イスラーム57ヶ国の意思も尊重すべきだわ。なにしろイスラーム教徒の人口は、いまや20億人。その多くがアッラー(神)を敬い戒律に従っているのだから。誰だって自分が一番大切にしているものを壊されたり焼かれたりすれば許しがたいと思うだろうに。