イスラエル史上最大の、諜報機関の失敗とか

米英独仏伊の5ヵ国がイスラエルへの揺るぎない支持を確認したと。対してイエメンやイラクレバノン、イランの武装勢力などがパレスチナ支持というか協働する用意があると述べ、中でもイランは全面的に支援を表明しているのか、「ここ数年に渡りパレスチナへの軍需開発・協力が今回の攻撃で実を結んだ」と、もろ手! またイエメン、レバノンイラクなどは「米国がイスラエル支援に介入した場合には米国も標的にする」との怖い表明。
英国のニュースによれば、今回のイスラエル攻撃の司令官デイフ58歳は、イスラエルの最重要指名手配犯で、テロ専門家の間では今回「新オサマ・ビン・ラディン」と呼ばれ7回の暗殺を生き延びた伝説の主らしい。2001年以降では02年に片目を失い、06年には両脚と片腕を失い永久に車椅子での生活を余儀なくされていると。そして14年には妻、娘、息子を失い、21年には1週間に2回の暗殺に遭い死んだとみなされていたが後に生きていることが発覚。今回のイスラエルの報復では父親、兄弟、息子、兄弟の孫娘が殉教したと。
イスラエルの国防相による「自分たちは動物と戦っており、それに見合った行動を取る」との酷い反人道的発言。この発言だけでも犯罪に価するとオバハンは思う。そういう感覚だから普段からのパレスチナ人に対する差別が判ろうというものだ。狭いガザ地区には約230万人のパレスチナ人が暮らしており、イスラエルによる圧制で住民の8割が人道的支援を頼りに暮らしているという。このガザ地区の水と食料を止めて230万人を餓死させようというのが、今回のイスラエル側の対応・報復らしい。イスラエルによるガザ全面封鎖は国際法で禁止されていると国連は表明しているにもかかわらず。
ニューヨークではパレスチナ支持のデモ隊が行動、この分では欧米各地でも同じ動きが始まるのは確実だ。